【ONE】青木真也がグラップリングで再起戦、19歳の双子兄ケイド・ルオトロと対戦「首を絞められていく仕事」(青木)=5.20
5月20日(金)シンガポール・インドアスタジアムで開催される格闘技イベントONE Championshipの一部対戦カードが発表された。
青木真也(日本)がケイド・ルオトロ(米国)を相手に[ライト級サブミッショングラップリングマッチ]を行う。両選手が一本勝ちしなかった場合でも、勝者が決まるルールとなる。青木は、今年3月に「最凶決戦」と銘打たれた因縁の秋山成勲戦に挑んだが、パウンド連打で逆転TKO負け。再起戦に挑むことになった。
【フォト】秋山が豪快パウンドでTKO! 被弾し苦しむ表情の青木
この試合に向けて青木は「彼は有名だよ。若い子とやるとか、世代が代わっているみたいなことは、クリスチャン・リー(19年5月青木がTKO負けで王座陥落した)の時に思っていたんですよ。若い子達とこういうことやっていくんだな、首を絞められていく仕事なんだろうなというのは思っていて。でも、やっぱり一番辛いことは下の世代に引き継げないことだから。光栄な仕事だなと思います。割と早い復帰なんですけど、変わらずにまたお客さんの前に立てるということは本当にありがたいことなので、頑張っていきたいと思います」と意気込んでいる。
対戦するONE初参戦のケイドは、グラップリング界の未来を背負うと注目を浴びる19歳の双子兄弟の兄。ONEに参戦しているアンドレ・ガウヴァオン(ブラジル)の下でブラジリアン柔術黒帯を取得している。
その双子の弟であるタイ・ルオトロ(米国)も同大会に参戦し、ゲイリー・トノン(米国)と対戦する。
タイは19年、16歳の時にはADCC史上最年少で準決勝進出を決め、その他にも著名大会で複数のタイトルを獲得している男。対するトノンは30歳で、同じくブラジリアン柔術黒帯。サブミッション・グラップリングでの経験は豊富で、新世代のパイオニア的存在とされている。
なお、同大会のメインイベントはフェザー級ムエタイ世界タイトルマッチで、現世界王者ペットモラコット・ペッティンディー(タイ)が挑戦者のジミー・ビエノット(フランス)を迎える。
コーメインイベントでは、ストロー級ムエタイ世界タイトルマッチで、プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)とジョセフ・ラシリ(イタリア/モロッコ)が激突する。この試合は、サムエーの引退に伴い空位となった王座を争うものだ。
ムエタイのワールドGPも開催される今大会は、白熱のマッチアップとなった。
<対戦決定カード>
▼メインイベント フェザー級ムエタイ世界タイトルマッチ
ペットモラコット・ペッティンディー(タイ)
vs
ジミー・ビエノット(フランス)
▼コーメインイベント ストロー級ムエタイ世界タイトルマッチ
プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)
vs
ジョセフ・ラシリ(イタリア/モロッコ)
▼ライト級 サブミッショングラップリング
青木真也(日本)
vs
ケイド・ルオトロ(米国)
▼ライト級 サブミッショングラップリング
ゲイリー・トノン(米国)
vs
タイ・ルオトロ(米国)
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