【ベラトール】堀口恭司「悔しい、相手の得意のパターンにハマった」一夜明け、GP初戦敗退を振り返る
2022年4月24日(日本時間)米国ハワイにて開催された『BELLATOR 279』バンタム級ワールドGP準々決勝(1回戦)にて、パトリック・ミックス(米国)に判定負けをしたRIZINバンタム級王者・堀口恭司 (ATT)が一夜明けた25日にオンライン会見に出席した。
堀口はグランプリ初戦で寝技師のミックスと対戦。スタンド打撃で手数や有効打で圧倒するも、ミックスのバックテイクからのサブミッションの仕掛けに苦しみ、判定49-48と1ポイント差で敗北。昨年12月の同級王座決定戦でセルジオ・ペティスにKO負けしたことに続き、2連敗を喫した。
【動画】堀口があわや初回一本負けのピンチ!チョークを極められそうになった瞬間
堀口は現在の心境を「やっぱり気持ちは悔しいですね。試合の感想は相手の得意のパターンにハマってしまった」と振り返る。今回の戦術は相手のミックスが寝技が得意な選手なので、自らグラウンドの展開には持ち込まず、スタンドの打撃で勝負することを考えていたという。
実際、堀口はスタンドで攻め続けることに終始。素早いカーフキックやワンツーを繰り出し、ヒット&アウェーの打撃で攻め続けた。一方の15cm差の長身のミックスは中央でどっしりと構え、組み付くタイミングを見計らう様に圧力をかけた。
「(堀口の打撃の)フェイントに動じない。打撃を怖いと思わず、ドンドン前に出てきた。身長がデカイので、懐は深かった。下手に距離を詰めるとタックルがあるので、詰められないのがあった」といい、「思ったより(前に)出てこなかった。大きいのでもうちょっと出てくるかなと思ったけど、出てこなかった」と、堀口が狙いたかったカウンターも出せずじまいとなった様だ。
試合全体については「2R、3Rはすごい手応えはあって、ここでのポイントは取ったと思ったんですけど、最後の5R目で逃した。バックを取られて、長い間コントロールされてしまったので、そこが敗因だなと思います」と悔しさを滲ませた。また、1Rにミックスからバックチョークを仕掛けられてあわや一本と思われる場面があったが、それについては「首には絶対に(腕を)入れさせていない」と、自身は全く問題なかったと説明した。
しかし、堀口は戦前からミックスのバックテイクを警戒しており、バックに入らせないための対策を積んでいたが、それでも「(ミックスのバックテイクへの)入り方がうまかった」と、ミックスがその想定の上を行った様だった。
暗い表情なく、過度な落胆をしている様子のない堀口は「ハワイに少し残って、その後は久しぶりに日本に帰ります。何週間か休んで、また、身体を作って行きたい」といい、次戦については「夏くらいにできるんじゃないかな。寝技はだいぶ良くなっているので、打撃のスキルをもっと、殺傷能力を上げる。筋肉つけまくる」と、力強く語った。
悔しい2連敗を喫した堀口。これからの巻き返しに期待したい。
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