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【柔道】大野将平、3度目の無差別級全日本に挑戦、初戦勝てば160kgの斎藤立と対戦へ

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2022/04/28(木)UP

東京五輪柔道73kg級で2連覇を達成した大野将平が明日、無差別全日本に挑戦する

 昨年の東京五輪柔道73kg級で2連覇を達成した大野将平(30=旭化成)が明日29日、日本武道館で開催される『全日本柔道選手権』に参戦する。
 この大会は体重無差別。大野は五輪後の初大会となるが、この無差別級の全日本には3度目の挑戦になる。この大会での勝利は1回のみ経験。次こそは勝ち上がる覚悟の大野は高強度のウェイトリフティングの種目を取り入れ無差別級のパワーに備える。

【動画】大野将平のパワー!瞬発力でバーベルを一瞬に持ち上げる瞬間

 大野は、これまでのこの大会で14年に初戦2回戦で100kg級選手に勝利も、3回戦で100キロ超級の王子谷剛志に健闘も敗退。17年大会も100kg級の池田賢生と約10分の激闘だったが大外刈りで一本負けを喫した。

 今大会、2度目の勝利に向け、初戦の相手は関東大会2連覇でこの大会に挑む90kg級の前田宗哉(自衛隊体育学校)、それに勝てば160kgと言われる優勝候補の斉藤立(斎藤仁次男・20=国士舘大)と対戦する。
 この大会に「重量級に対しても真っ向勝負しか頭にない」と今月21日の報道陣への練習で語っているが果たしてどのような戦いを見せるのか。

 24日にドンマイ川端のYouTubeに大野が出演。天理大学の合宿に川端が参加する形となったが、柔道の練習前に大野は高強度のウエイトリフティングの種目『クリーン&ジャーク』の数をこなしている。両手で肩の高さまでバーベルを上げる「クリーン」と、肩から一気にバーベルを頭上まで持ち上げる「ジャーク」という2つの動きを一連で行うものだ。川端が「練習前に疲れるからやめといたほうがいいですよ」と言うと大野が「疲れさすためにやってるんです」と一言。川端は「練習前に重すぎないか、見たことないことしている」と評する。

 この『クリーン&ジャーク』について大野は「ウエイトリフティングって一瞬の瞬発力なんで柔道と技をかけるのと似ているんですよ」と語る。さらにもうひとつのウエイトリフティングの種目「スナッチ」(バーベルを一瞬で頭上まで持ち上げて立ち上がる)を高重量でこなす。これが柔道に実際に役に立っているかの質問に「できないよりできたほうがいい。信じてやるしかない」と黙々と続ける大野。

 果たして明日、大野はどのような柔道を見せてくれるのか。なお、この大会に大野ともう一人の軽量選手、東京五輪金メダリスト、男子60kg級の高藤直寿(28=パーク24)も参戦。軽量の2人がどのような戦いを見せてくれるのか注目が集まる。

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