【Krush】過去最強の相手トファネリと戦う稲垣柊「絶対にチャンスをモノにする」

2022/04/29（金）UP
（最終更新：2022/04/29 21:25）

　4月30日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.136』の前日計量が29日（金）都内にて行われた。
　第6試合、Krushスーパー・ライト級（-65kg）で対戦するヴィトー・トファネリ（ブラジル）は64.95kg、稲垣柊（K-1ジム大宮チームレオン）は64.85kgで計量をクリアーした。

【フォト】トファネリvs稲垣柊、両者バキバキの腹筋で計量パス！

　当初、稲垣は近藤拳成（大成会館/キックボクシングジム3K）と対戦する予定だったが、近藤が負傷欠場となり、代替選手としてトファネリが出場することに。稲垣はサウスポーから繰り出される蹴り技を武器とするファイター。格闘代理戦争で名を馳せた、稲垣兄弟の弟だ。プロデビュー後は、6戦5勝（2KO）1敗0分の好戦績を残している。前戦は21年11月に大泉翔と対戦して、KO勝利。今回、稲垣にとってはキャリア最強の相手との戦いとなった。

　対戦相手が変更となった稲垣は「急遽、対戦を受けてくれたトファネリ選手に感謝しています。その感謝の意味も込めてしっかりした試合を2人で見せたい」と意気込む。トファネリについては「正直、相手のレベルは上がりましたが、相手が変わったことでビッグチャンスを得たので早く試合という気持ちが強くなりました。絶対にこのチャンスをモノにします」と試合が待ち遠しい様子。

　急遽参戦となったトファネリは空手で鍛えた強靭な肉体と精神力、そして多彩な蹴り技を武器とするファイター。20年11月に野杁正明と対戦し判定負けしたが、フルラウンドを戦い抜くタフネスぶりを見せている。前戦となった今年2月の佐々木大蔵戦では判定負けを喫した。

　会見に出席したトファネリは「2月の試合が終わってチームで強度の高い練習を続けていたのでコンディションはいいですし、K-1のためにいつでも準備はできているので試合が楽しみです」と特に問題ない様子を見せる。

　会見に同席したKrushエヴァンジェリストの石川直生氏は「今大会のベストバウトになるような期待をしています」と好試合を期待しているコメントをしたことを受け、稲垣は「タフな選手だと思いますが、しっかり勝ち切れるかどうかで今後のK-1グループでの試合に影響してくると思うので削り合った上で勝ちます」と言えば、トファネリは「彼はパンチにしても蹴りにしても強い物を持っていますが、それに負けずに私はプレッシャーをかけ続けて最後にKOしたいと思います」とKOを予告した。

＜計量結果＞
▼第6試合　Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
ヴィトー・トファネリ（ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館）→64.95kg
vs
稲垣柊（K-1ジム大宮チームレオン）→64.85kg

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