才木玲佳「今日私は引退します」筋肉とリングに別れ、今後は芸能活動などに専念
5月3日、東京女子プロレスの後楽園ホール大会でプロレスラー、筋肉アイドルとして活躍してきた才木玲佳がリングに別れを告げた。
19年8月に右下顎(あご)を骨折しプロレス活動を休止。そこで20年11月には新たな挑戦として筋肉を生かしたコンテスト『マッスルゲート東京』フィジークの部に参戦し、ビキニ姿でポージング、見事に優勝。しかし今年3月、プロレス、そして筋肉からの卒業を発表していた。
【フォト】この引退試合と”ビキニ”姿で筋肉コンテストに出場の写真
才木は2014年12月、WRESTLE-1公式サポーター「Cheer♡1」に加入し、芸能活動を行いながら16年3月にプロレスデビュー。同6月から東京女子にレギュラー参戦し、プリンセス・オブ・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座を戴冠と大きな足跡を残した。
そして昨日3日、才木は「Cheer♡1」の後輩・遠藤有栖と3分間のエキシビションマッチに臨んだ。2人は同グループでの在籍期間は重なっていないが、才木にあこがれてプロレスラーになることを志した遠藤は、デビュー前に直接指導を仰ぐなど交流を深めていた。
才木はグラウンドでのレスリングの攻防から、ドロップキック、サッカーボールキックを繰り出すなど、ブランクを感じさせないファイトぶり。得意技のキャメルクラッチに入ろうとするも、体勢を入れ替えられ、その技を継承した遠藤に絞め上げられたが、あっという間にタイムアップとなった。
試合後、戦友でもあった山下実優から花束、坂崎ユカから色紙を渡された才木は「2年8ヵ月ぶりにプロレスのリングに戻ってきました。人生のなかで一番短く感じる3分。やっぱ短い! 足りない! プロレスは楽しいし、大好きだなって。意外と身体も覚えてて、リングから離れてる時間が長かったけど、プロレスラーなんだと実感した3分間でした」と最後のリングを振り返った。
そして「引退するつもりで、このリングに来たわけですけど、引退撤回しようかなって思ってしまうくらい楽しくて。だけど引退を決意したのも、悩みに悩んで決めたことだし、0か100かしかできない私の性格だから。ケジメをつける意味でも、今日私は引退します。実質3年半という短いレスラー人生ではあったんですけど、そのほとんどをこの東京女子でお世話になって、プロレスを好きにならせてくれたのも東京女子でした」と挨拶し、10カウントゴングを聞いた。
なお、才木は今後も芸能活動を続けていく。3月のSNSでの筋肉引退理由として、「様々なお仕事をさせて頂く中で、ありたい自分や、やりたいことも変化していき、次第に筋肉との方向性の違いを感じるようになりました。今後は俳優業にもチャレンジしたいと思っていますし、筋肉のイメージに縛られず、お仕事の幅を広げていきたいので、この度、筋肉を卒業する決心を致しました」と明かしている。今後の才木の活躍に期待される。
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