【ONE】秋山戦からの再起戦となる青木真也「相手は全部脅威」超新星ケイド「シンヤはレジェンド。興奮しています」=5.20
5月20日(金)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE 157』で対戦する青木真也(39=日本)とケイド・ルオトロ(19=米国)のインタビューが18日、主催者から届いた。青木は、今年3月のONE10周年記念大会で秋山成勲に敗れ、今回のサブミッショングラップリングマッチが再起戦となる。
【動画】青木がナカシマから162秒バックチョークで一本勝ちの瞬間
ONE初参戦となるケイドは、ブラジリアン柔術界で注目を集めている超新星・双子のルオトロ兄弟。IBJJF主催の柔術世界選手権(ムンジアル)では、ジュベニウと茶帯で優勝しており、EBI、Grapplefest、WNOでもタイトルを獲得している逸材だ。同じくルオトロ兄弟の双子のタイも、柔術で輝かしい実績を積み、今大会でゲイリー・トノンと対戦することが決まっている。
青木と対戦することとなったケイドは試合オファーを受けた時の心境について、「それは興奮しましたよ。だって彼は、この競技で長く戦ってきたベテランで、レジェンドですから。試合ができるってことで興奮しています」と喜んだという。対する青木は、「若いですからね。20歳下の子と試合をするっていうのは、ちょっとドキドキするくらいですかね」とケイドの印象を語り、「全部脅威でしょ。強いと思うから、全部脅威だと思いますよ」と警戒心を強めている。
ケイドに青木戦が決まりモチベーションが上がった理由を聞くと、「もちろんですよ。小さい頃からシンヤの試合を見て育ったし、彼のファンでした。彼はいつもMMAの試合で素晴らしい柔術を見せてくれますから。僕も近い将来MMAの試合でケージに入るのが楽しみです」と興奮気味に語る。だが、勝敗については「シンヤは柔術のベテランですし、いつも素晴らしいパフォーマンスを見せていますよね。でも柔術で言えば自分が優勢だと僕は信じています」と譲れない気持ちが強いという。
青木にも勝敗を聞くと「いや〜、ケイド・ルオトロが有利なんじゃない。彼が有利だと思うよ。まあ、試合はやってみないと分からないからね」と相手を立てつつ、勝敗についてはベテランらしくうまくかわして見せた。
試合展開についてケイドは、「お互い守りに入らず、テイクダウンを取りに行くと思う。最初の5分でシンヤの弱点を見つけて、頭を取るかバックを取ってチョークしてフィニッシュ。そう予想します」とチョークでの一本を宣言。青木は「やってみないと分からないけど、まあ厳しい試合になると思いますよ。お互いにとって」と含みを持たせた。
超新星に胸を貸すこととなった青木。レジェンドを超えたいケイド。2人の試合は、まったく予想がつかない意外な結末が待っているのかもしれない。
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