”乱闘寸前”王者デービスが突き飛ばした！ロメロはステージ下へ落ち会場騒然に＝前日計量

2022/05/28（土）UP
（最終更新：2022/05/28 20:19）

　5月28日（日本時間29日）米ニューヨーク（バークレイズ・センター）にて行われるWBAライト級レギュラー王座タイトルマッチの前日計量が行われ、リミットの135ポンドに対し、王者ガーボンタ・デービス（27＝米）が133.75ポンド（60.67kg）、挑戦者で同級1位ローランド・ロメロ（26=米）が134.25（60.89kg）で見事一発でパス。そしてフェイスオフで熱く睨み合いが終わったところで事件は起きた。

【動画】問題の突き飛ばし、そして乱闘寸前の大騒ぎへ

　これまで試合前会見では互いに舌戦を繰り広げてきた両者。フェイスオフで何らかのアクションがあるかと思われたが、激しい睨み合いも終わり、無事に両者は客席のほうを向いた。そしてマッスルポーズを見せるデービス、すると、ロメロはデービスの前をふさぐかのように一歩前に出てマッスルポーズ。デービスは気に入らなかったのだろう、後ろから背中を突き飛ばすと、ロメロはステージ下に落下。怒ったロメロはステージに駆け上がりデービスに詰め寄ろうとするも、警備に止められてしまう。両者の周りにはスタッフらが取り囲み、デービスはしてやったりという笑みを浮かべる。再びロメロが詰め寄るなど乱闘寸前の様相だったが、周りに静止され、両者怪我なく済んだようだ。

　この熱さは明日、どのような結果となるのか。互いに無敗だが、3階級制覇王者で9割を越す高KO率のデービスと85%のKO率のロメロ、KO必至の激しい戦いが予想される。

【選手データ】
・ガーボンタ・デービス（26=米国） 身長：166cm、リーチ：171cm、構え：左、戦績26勝（24KO)無敗、KO率：92.3%、主な戦績：現WBA世界ライト級レギュラー王者/元WBA世界スーパーライト級レギュラー王者、元IBF世界スーパーフェザー級王者、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者

・ローランド・ロメロ（26=米国） 身長：173cm、リーチ：173cm、構え：右、戦績14勝（12KO)無敗、KO率：85.7%、主な戦績：元WBA世界ライト級暫定王者、現同級１位

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