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【UFC】元RIZIN王者プロハースカ、悲願のUFC王座へ力強いマッスルで計量パス「ついにこの時が来た!」王者テイシェイラもパス

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2022/06/11(土)UP

バチバチのフェイスオフ(C)UFC

 6月11日(日本時間12日)シンガポールで開催される『UFC275』の前日計量が行われ、ライトヘビー級タイトルマッチに挑む王者のグローバー・テイシェイラ(42=ブラジル)と挑戦者でUFC同級2位のイリー・プロハースカ(29=チェコ)はともにリミットの205パウンド(93.0kg)でパス。プロハースカは謎ポーズをとりながらもバキバキに仕上がったボディを見せた。

【フォト】プロハースカが謎ポーズで計量台に上がる、テイシェイラの肉体も!

 プロハースカは髭に後ろを束ねた”ちょんまげ”スタイル。計量台に登ると、ヨガの呼吸法のような神秘的な動きを見せ、最後にマッスルポーズを決めた。そして互いにバチバチのフェイスオフ!その後プロハースカはテイシェイラに合掌ポーズで頭を下げると、正面を向き再び気合いを入れる。明日へ闘志満々のようだ。

 計量後、プロハースカは「最高だ、ついにこの時が来た。準備万端だ」と絶好調をアピール。対する王者テイシェイラは「俺はいつでも準備はできている。彼は私のベルトを取ることはできない」と勝利宣言した。

 プロハースカは12連勝中でRIZINからUFCに移り2連続KOと勢いの乗る。戦績は28勝(25KO/2一本)3敗と勝ちの96%をフィニッシュで決めている。下馬評もプロハースカが有利とされる。前戦となる昨年5月にドミニク・レイエスを回転バックエルボーでKOし、今回のタイトル挑戦を手にした。

 テイシェイラは前戦の昨年10月、UFC267のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者ヤン・ブラホヴィッチに挑戦し、リアネイキドチョークで2R一本勝ち。ランディ・クートゥアのUFC史上最年長王座獲得記録(43歳)に次ぐ42歳での王座獲得に成功した。今回が初防衛戦だ。戦績は33勝(18KO/10一本)7敗と高いフィニッシュ率を誇る。

 王者・テイシェイラは打撃も寝技も得意とするオールラウンドな実力者。元RIZINライトヘビー級王者プロハースカが悲願のUFC王座を獲得することができるか。

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