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【ボクシング】タイソン以来の耳噛み事件騒動!「相手はヒジ、身を守った」主張も後に謝罪

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2022/06/13(月)UP

ベルランガ(左)が耳噛みに行った後、相手は逃げ、レフェリーが止める。このESPN RingsideのTwitteriでは謝罪したと伝える。

 タイソン以来の耳噛み騒動!6月11日(日本時間12日)米ニューヨークSMGにて行われたWBO北米タイトル戦で王者エドガー・ベルランガ(25=プエルトリコ=WBO・S・ミドル級6位)が大差の判定勝利で2度目の防衛に成功、戦績を20勝(16KO)無敗に伸ばした。しかし7ラウンドに相手選手の肩に噛みつき、次に耳に噛みつきに行った行為が話題となった。

【フォト&動画】衝撃!この噛み付きのシーン

 それは1997年の試合でマイク・タイソンがイべンダー・ホリフィールドの耳を噛んだのを彷彿させたシーンで、ベルランガは第7ラウンド、相手選手のアレクシス・アングロ(コロンビア)にクリンチ状態から左肩を噛み、それから左耳を噛もうとした。

 試合後、ベルランガは「彼はエルボーを放っていた。私はマイク・タイソンの真似をするところだった」と語り「彼はヒジを出し続け、私はカットされたくなかったんだ」と主張した。
 肩を噛み、次に耳を噛もうとしたところで相手は逃げ、レフェリーはブレイク。レフェリーの角度からは噛みつきシーンは見えなかったと言う。そして試合は続行。この事件は世界中の話題となった。

 しかし、一夜明け、本日ベルランガが自身のTwitterに「昨日、マイク・タイソンの噛み付きについて言ったこと、私の行動と発言について謝罪したい。私のチーム、トップランク、その他多くの人々を困惑させた。私が悪く、全責任を負います。今後は、もっと気を引き締めて行動していきたい。もう一度、謝罪します」とつづった。

 相手のヒジ打ちも良くないが、噛みつきは試合が中止にもなりかねない行為だ。今回の耳噛みは未遂に終わったが、96年のタイソンvsホリフイールドではタイソンの噛みつきで流血、3Rで試合が中止になっている。ベルランガは無敗を続け、世界タイトル戦も近いと言われているだけに、今回の謝罪通り、更に気を引き締めて行動したいところだ。

【選手データ】
エドガー・ベルランガ(25=プエルトリコ=WBO・S・ミドル級6位)
身長:185cm/リーチ185cm/スーパーミドル級(-76.20kg)/構え:右/
戦績:20勝(16KO)無敗。主な戦績:WBO北米王者
※プロデビューから16連続1ラウンドKO勝利も昨年4月から内容で差をつけるも判定での勝利となっている。

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