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天心vs武尊戦は海外メディアも報道「歴史に残る戦い」「試合時間が短すぎるが魅了した」との声も

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2022/06/20(月)UP

”世紀の一戦”、那須川天心vs武尊、海外では「短すぎる」との報道も

 6月19日東京ドームで開催された『THE MATCH 2022』。そのメインイベントの那須川天心(TARGET/Cygames)vs武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の“世紀の一戦”は、那須川の勝利で幕を閉じた。
 1Rにダウンを奪った天心、3Rには武尊が打たれて笑顔でどんどん前に出て流石の強さも見せつけたが、スピードでも上回った天心が勝利した。

▶︎【フォト】リングで睨み合う天心と武尊、1Rの天心のフックでダウンの瞬間、3Rには武尊が笑顔で前に出て戦うシーンも(全8枚)

 会場の東京ドームには約5万6千人の観客が駆けつけ、独占生放送したABEMAは50万人以上のPPV購入があったが、海外でも反響を呼んでいる。

 通常、北米を中心とした海外の格闘技のニュースサイトでは、UFCのお膝元であることからか、総合格闘技(MMA)が中心に取り扱われているが、キックボクシングはそれほど特集されない。しかし、この「THE MATCH」については、その注目度の高さからか、複数のメディアが大会レポートを掲載した。

武尊からダウンを奪い、手を挙げる那須川

 世紀の一戦は「伝説のキックボクサー同士の対決」(MMAFIGHTINGより)、日本の格闘技の歴史に残る天才キックボクサーのファイナルマッチ」(COMBAT PRESSより)などと紹介され、1Rに武尊からダウンを奪った那須川が勝利したと報じられた。

 また「MMA MANIA」や「BLOODY ELBOW」のMMAメディアからは試合時間について意見した。両メディアは試合が3分3Rの9分間で決着がついたことについて「way too short(短すぎる)」「all-too-brief brawl(短すぎる戦い)」と評した。

5、3R、打たれても笑顔で前に出る武尊

 確かに、北米中心に開催されるUFCのメインやタイトル戦は5分5Rの25分間、プロボクシングの世界戦は3分12Rで36分間の戦いが通常だ。その彼らの感覚からすると、世紀の一戦と銘打たれたビッグマッチが9分間で終わってしまったことに、短いというストレートな表現が浮かんだのかもしれない。
  前述の「MMA MANIA」では「両者とも試合時間は短かったが、開始のゴングから最後の数秒まで、全力でファンを魅了した」とし、「東京ドームでは56,399人のファンが詰めかけた」と伝えた。

▶︎次ページは【フォト】リングで睨み合う天心と武尊、1Rの天心のフックでダウンの瞬間、3Rには武尊が笑顔で前に出て戦うシーンも(全8枚)

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