【RIZIN】前田日明、朝倉海に「下手したら負けもある」相手の韓国新鋭・ジヨンの強さに警鐘=7.2沖縄
7月2日(土)に迫ったRIZIN沖縄大会では、元RIZINバンタム級王者・朝倉海(トライフォース赤坂)が、韓国ROAD FC無敗の超新星ヤン・ジヨン(韓国)と61.0kg契約MMAルールで激突する。RIZINの前にアウトサイダーで活躍した海の恩師である前田日明が27日YouTubeを投稿し、今回の海の試合について「下手したら負けもある」と警鐘を鳴らした。
前田はまず、海の右手の骨折の治り具合について心配する。
海は昨年大晦日の[RIZIN JAPAN GP 2021バンタム級トーナメント]の準決勝・瀧澤謙太戦で、右中手骨を骨折。この箇所は6年前にも骨折していたことがある。
前田は「練習に復帰するのにも時間がかかった。そういう所に痛みや不安を感じていると、無意識にかばってしまうことがある」と怪我の不安がパフォーマンスに影響しないかと危ぶむ。
今回の相手のジヨンはMMA4戦無敗の他に、キックボクシング11勝1敗と打撃を得意とするストライカーだ。
ジヨンについて前田は「すごく目や反応がいい。相手のコンビネーションの切れ間に綺麗にパンチをヒットさせることも出来る」と評価する。
続けて「グラップラー系の相手に、金網で長時間もみあう展開があったけど、スタミナ切れもせず、一本取って勝つみたいな細かいことも出来る。キックの選手にしてはグラウンドの対処が上手」と強みを持ちつつも、穴の少ない良いファイターだとする。
また、韓国人選手の強さについても言及する。前田は「韓国は日本と違って経済規模が小さいんで、国外のONEやベラトール、UFCに行ってタイトルを獲るという目標が明確。世界標準で身体を鍛えている」と韓国人選手は、組み力やスタミナ、体力が総じて高いと語る。
日本もその”海外成功ドリーム”の一つであり「海も未来も凄い研究されている」と”対朝倉海”用の作戦を立て、遂行してくるだろうと予測する。
さらに「韓国は色んな意味で30年くらい前の日本と同じ。彼らを教える人たちは50代、60代で、頭の中は日本で言う”昭和”。トレーニングもガンガン根性根性で、多分毎日絞られてる。そういう精神力」が強い傾向があるとも指摘した。
そんな油断ならないジヨンに、海が勝つとしたら「早いラウンドで打撃からのKOやパウンドアウト。判定まで持ち込まれると、スプリットや、下手をしたら負けもあるんじゃないか。そのくらい馬力もスタミナもある相手」と早期決着を推奨した。
海は恩師・前田の助言を受け、怪我復帰後の第一戦を華々しい勝利で飾ることが出来るか。
▶次のページ:【動画】海の相手・ジヨン、怒涛のパンチラッシュでKO秒殺!/前田日明が海に「下手したら負ける」と心配げな瞬間
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