【RIZIN】打撃のにっせー「引き込んでくれば上から殴れる」寝技の須田萌里「パンチがきたら腕を取りやすい」=7.2沖縄
7月2日(土)に沖縄アリーナにて開催される『RIZIN.36』の個別インタビューが30日に行われ、2日後に試合を控えた出場選手が、それぞれの思いを語った。山本美憂vs大島沙緒里の他に女子の試合として組まれたのは、女子スーパーアトム級のにっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)vs須田萌里(SCORPION GYM)の一戦。同級は7月31日の『RIZIN.37』で開幕する『女子スーパーアトム級ワールドGP』への査定試合の一つでもある。
昨年の沖縄大会にも出場したにっせーは、今回が連続参戦となる。「とても楽しみです」と語り、コンディションは良さそうだ。内容は秘密とのことだが、窪田泰斗の指導のもと、今大会へ向けて山梨で合宿を行い、レベルアップしてきたという。
にっせーは、今年3月にDEEP JEWELSで本野美樹と対戦してアームバーで敗北を喫している。今回は、寝技の強い須田萌里と対戦することになったが、得意の打撃を活かすために「組み、壁際、ロープ際の対処はうまくなってきた」とにっせー。本野戦の失敗を修正してきたようだ。
須田に対しては、「若くて勢いのある選手。腕十字、三角絞めに警戒したい」と語りつつ、「でも、殴ればいいかな」と気にしていない様子。「(寝技に)引き込んでこないかなと思っています」とあえて寝技の展開を希望し、「そうなると上から殴れるじゃないですか」と笑った。
前回の沖縄大会は、沖縄の選手がなかなか結果を残せなかったが、「島人のみんなで一緒に勝ちたいですね」とにっせー。もちろん勝った後は、「記者会見で女子スーパーアトム級トーナメントを開催すると発表がありましたので、そこに参加させてもらいたいです」とにっせーは野望を語った。
■JKファイター須田「打撃も楽しいので打ちにいっちゃうかも」
対する須田は、アグレッシブな寝技が持ち味の18歳・現役高校3年生。ブラジリアン柔術紫帯で、昨年12月にJKストライカー・竹林愛留を腕十字で下し、今年3月に青野ひかるから腕十字で一本勝ち。5連勝で大島沙緒里の持つDEEP JEWELSアトム級王座に挑戦するが、あと一歩で腕十字に敗れた。
この敗戦について須田は、「セコンドの指示通りに動けなかったです。作戦通りに動かないと負けると思いました」と振り返った。セコンドの指示を聞く前に、体が勝手に動いてしまったことを反省した。
にっせーについては「打撃が上手でアグレッシブな選手」と印象を語り、「ストライカーが相手なので、打撃をやってきました。寝技が得意なんですけど、打撃も楽しいので打ちにいっちゃうかもしれません」と微笑んだ。
いつもニコニコして見た目は、どこにでもいるJKという印象だが、リングに上がると別人のように関節を極めに行くところも魅力の一つ。にっせーが、「引き込みに来てほしい。上から殴れるから」と挑発していたことを伝えると、「はい。相手がパンチを打ってきたら腕を取りやすくなるので、引き込みたい」と笑顔で返した。
須田は、にっせー戦後に「あまり先のことは考えたくないんですけど、もう一回、DEEP JEWELSアトム級のベルトを狙いたい」と野望を明かした。
もう一つの女子マッチは、打撃のにっせーか寝技のJKファイター須田か、どちらが勝利をものにするのだろうか。
▶次ページは、【動画】沖縄大会でにっせーが見せた強烈なパンチ
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