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【RIZIN】榊原代表、女子WGP日本勢の活躍に期待も、強豪外国勢に”日本全敗も充分ある”

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2022/07/07(木)UP

RIZIN榊原代表(中央)と、女子スーパーアトム級WGP出場の(左から)浅倉、伊澤、浜崎、RENA

 7月31日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.37』の記者会見が7日に都内にて行われ、RIZIN榊?原信行CEOが会見後の囲み取材で、今大会から開幕する女子スーパーアトム級ワールドグランプリ(WGP)への想いを語った。

 本大会ではこの8人トーナメントの1回戦が行われ、日本からは、現RIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(フリー)、前王者の浜崎朱加(AACC)、2017年同級WGP覇者の浅倉カンナ(パラエストラ松戸)、RENA(シーザージム)ら4選手が参戦。「日本vs世界」の図式で初戦を争う。

5年ぶり女子WGPに参戦する“日本代表”4人、伊澤、浜崎、浅倉、RENA

 榊原代表は冒頭、女子の世界トーナメントを開催する意図を説明。「2015年にRENAが飛びつき逆十字を極めて(イリアーナ戦)、女子格闘技に一気に火をつけたとこがあったが、女子格の未来を決める上で、もう一回スポットライトを当てるべきかなと。女子格の真価が問われる」
 さらに、新型コロナウィルス感染の軽減に伴い、海外から日本へ入国規制緩和もあり、この機会に世界の強豪を招聘し、現在の日本の女子MMAを牽引するトップ選手が「世界とどこまで戦えるか」を見たいとした。

 しかし、今回参戦する世界の強豪勢は錚々たるメンバーだ。特に伊澤が対戦するラーラ・フォントーラ(ブラジル)は、PAWCストロー級&COFフライ級王者でプロ7戦全勝と負け知らずだ。

榊原代表が語った、RENAが15年大晦日のMMAデビュー戦で飛びつき逆十字を極めた瞬間

 榊原代表は「ラーラ選手は“まだ見ぬ強豪”ではなく本当の強豪。来日していないだけで、とてつもなく強い。伊澤はこれまであっけらかんととんでもないことを成し遂げてきたけど、ここまで本当の意味での世界の強豪と相対することがなかった。1回戦終わったら、日本勢が4連敗、外国勢4人が勝ち上がるのも充分ある。アンパイはない」と、厳しい表情で語った。

 ラーラを始め、RENAの相手もアマMMA女子世界王者でプロ2戦2KO無敗と強豪だ。“ガチ”な海外強豪勢を呼び寄せた榊原代表は「女子格を世界規模で磨き直し、ちゃんと築いていく。一気に時代を進めたい。女子格にもう一度熱を集めたい」と、プロモーターとしての強い覚悟を語った。

 5年ぶり開催となるRIZIN女子スーパーアトム級WGP17年大晦日に行われた前回GP決勝は、浅倉がRENAに一本勝ちし、涙の優勝となった。果たして、今回はどの様なドラマが待っているのか。

▶︎次ページは【動画】5年前の女子WGP、浅倉がRENAにリアネイキッドチョークを極めた瞬間!

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