2022/07/17（日）UP
（最終更新：2022/07/17 09:55）

初回TKO勝利に歓喜の雄叫びを上げるウスマン・ヌルマゴメドフ©️Bellator

　7月23日（土・日本時間）に米国ワシントン州タコマで開催される『Bellator 283』のライト級マッチにて、同級6位のウスマン・ヌルマゴメドフ（24=ロシア）が、同級8位のクリス・ゴンザレス（30=米国）と対戦する。

　ウスマンは元UFC世界ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟。17年にプロデビューし14勝無敗で、うちフィニッシュの数は何と12（8KO・4一本）。前戦となる昨年10月のパトリック・ピエティラ戦もリアネイキッドチョークで初回一本勝ちを収めた。

元UFC王者ヌルマゴメドフがセコンドにつく©︎Bellator

　タイトル挑戦も間近だと言われるウスマン。今回対戦するゴンザレスは、米国名門のチームアルファメイルに所属するキャリア7勝1敗の強豪だが、本日15日の米MMAメディア「MMA Junkie」の取材で「前回の試合が終わった後に、次戦はもっと強い相手を用意してほしいとベラトールに伝えたんだ」と、強い上昇志向、勝利しか頭にイメージしていないようだ。

激突するウスマン（左）とゴンザレス（右）＠cgzdreamより

　この勝者は次のタイトル挑戦に絡む可能性があると考えるウスマン。「この試合で、私のスキルを見せて、私が最強であることを証明したい」と、力強く語った。

　また今大会のメインでは当初、そのライト級タイトルマッチが行われる予定だったが、王者のパトリッキー・ピットブル・フレイレ（ブラジル）が負傷欠場に。
　その代役として19年RIZINライト級トーナメント優勝のトフィック・ムサエフ（アゼルバイジャン）が同級1位のシドニー・アウトロー（米国）と対戦するが、この勝者がタイトル挑戦権を手にする可能性は大きい。

　しかし、ウスマンもパフォーマンス次第では、彼らを飛び越して、先にパトリッキーと対峙する可能性は十分にあるだろう。

　7月23日大会、ライト級タイトル戦線を巡る両試合は見逃せない。

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