【女子ボクシング】元MMA赤林檎が世界初挑戦「ぶっ倒したら上等だろ」相手は3階級上の無敗王者＝8.15韓国

2022/07/19（火）UP
（最終更新：2022/07/19 20:23）

　女子格闘技で活躍し、20年にボクシングに転向した現WBO女子アジアパシフィック バンタム王者・赤林檎（27=真正）が、プロ4戦目で早くも世界のベルトに手をかける。8月15日（月）韓国で、WBA女子世界スーパーフェザー級王者・崔賢美（チェ・ヒョンミ／31=韓国）に挑戦する。19日、真生ジムが発表し赤林檎もSNSで気持ちを綴った。

【動画】赤林檎のKO勝利の瞬間、元OPBF王者が崩れ落ちる！

　ついに世界へ出撃だ。赤林檎は18年にMMAデビューすると、DEEP JEWELSなどで活躍、強烈な打撃とワイルドビューティーなビジュアルで人気を博した。20年のDEEP JEWELS ストロー級暫定王者決定戦で破れ、その後ボクシング転向を表明した。

　昨年4月にデビューすると、2戦2勝（1KO）の快進撃で、今年4月にはWBO女子アジアパシフィック バンタム王座に挑戦、2RKO勝利で王座を手にした。

　相手は2階級制覇した無敗の絶対王者。しかもバンタム級で活躍する赤林檎より、3階級も上のスーパーフェザー級王者だ。

　崔は北朝鮮に生まれ、北京五輪を目指して幼少時からボクシングを練習していたが、女子ボクシングは採用されず。14歳の時に家族で脱北し、韓国へ移住した。

　08年にデビューすると、いきなりWBA女子世界フェザー級王座に挑戦し、判定勝利で王座を獲得。7度の防衛を行い、階級を上げると13年、風神ライカとWBA女子世界スーパーフェザー級王座を争い、判定勝ちで王座を獲得する。
　その後正規王者に任命され二階級制覇を達成すると、現在まで実に9度の防衛を重ね、今に至る。
　戦績は20戦19勝（5KO）1分。

　赤林檎はSNSで「3階級上の無敗の王者ぶっ倒したら上等だろ」と”らしい”強気な意気込み。
　続けて「ボクシングで言えば早かったけど格闘技で考えるとここまで長かった。まだここからが第一歩。自分の生き様ぶつけてきます」と無敗の絶対王者相手に臆するところはない。

　赤林檎は野生のパワーで大アップセットを起こし、見事ベルトを手にすることが出来るか。

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