【女子ボクシング】3階級上の王者に挑む赤林檎「目にモノ見せてくれるわ!」
8月15日(月)韓国で、WBA女子世界スーパーフェザー級王者・崔賢美(チェ・ヒョンミ/31=韓国)に挑戦することが決まった現WBO女子アジアパシフィック バンタム級王者の赤林檎(27=真正)。この3階級上の世界タイトル挑戦発表から1夜明けた20日、所属する真正ジムで大粒の汗を流し練習に打ち込む姿があった。
久しぶりに晴れた神戸の真正ジムの室内は湿度100%!灼熱の中、赤林檎は、軽快に、そして力強くミットを鳴らしていた。
【フォト】4月の計量時”ビキニ”でバキバキ腹筋! ここから3階級上へ
練習後、イーファイトの独占取材に応じた赤林檎は「やっと第一歩やなって気持ちです」と世界戦決定の心境を語る。「(自分は)まだまだ小さい世界で戦ってきた選手やと思うし、世界的に見たら誰やねんコイツって言う選手やと思う。でもそんな選手が3階級も上の選手に勝つからこそ意味があると思うし、パッキャオだってそうやって勝っていったし、結局“上がっていくやつ”はこういうところで勝っていくと思う。だから負けるわけにいかんし、負けるとも思っていないっす」と、フィリピンの英雄、元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオを引き合いに出し、自身と重ね合わせた。
アウェイでの挑戦については「私はずっとそういう(アウェイ)試合を求めていたんですよ。元々アウェイとか敵地が好きやから、ワクワクします!」と今日一番の笑顔を見せる。
王者については「相手は何年も防衛している選手。経験値も全然私より上だと思うけど“だから何?“と思うし、私の方が(ボクシングを)始めるのが遅かっただけ。全然自分の方が強いと思う」と強気が魅力の林檎らしい言葉が口をついた。
MMAからボクシングに転向して2年、自分の好きなスタイルは変えずにきたという林檎は「私はキックとか寝技はそんなに上手くなかったし、結局殴り合うのが1番好きなので、いろいろ経験して(格闘技人生)最後にボクシングと思っていた」と、ボクシングにかける気持ちは人一倍強い。
MMA時代から変わらず応援してくれているファンに対して「総合(格闘技)が好きな人でも応援してくれている人がいるのは嬉しいし支えになっているので、世界のベルトを持って帰りますわって気持ちです」と笑顔で拳を握った。
最後に林檎は「自分のことを誰やねんコイツと思っている人に目にモノ見せてくれるわ!」と気合の表情を見せた。
試合まで4週間を切った。ボクシングの世界で一番になり、女子ボクシング界でパッキャオのようなスーパースターになることができるのか!期待して待ちたい。
(写真・取材:植田洋介)
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