【RIZIN】スダリオ剛、米国修行での進化に自信「相撲の腰の重さがMMAに活かせる」=7.31
7月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『RIZIN.37』の120kg契約ワンマッチにて、関根“シュレック”秀樹(48=ボンサイブルテリア)と対戦するスダリオ剛(25=フリー)が25日に都内で公開練習を行った。
【フォト】進化のスダリオ、快音響かす豪腕パンチ!鍛え上げた両腕で“ゴリマッチョ”なマッスルポーズも
スダリオは、大相撲・貴乃花部屋で新十両まで進んだ相撲出身のMMAファイター。20年9月にRIZINでデビューを飾るとプロレスラーを相手に3連勝、しかし昨年6月シビサイ頌真にリアネイキドチョークで一本負け。同10月の再起戦で勝利するも、練習中に左ヒザの怪我を負い、今回は約9ヵ月ぶりの復帰戦となる。
公開練習では、迫力のミット打ちを披露したスダリオ。鋭い左ジャブから真っ直ぐな右ストレート、アッパーから左フックなどで快音を響かせた。重量級の迫力はそのまま、コンパクトでシャープなパンチだ。
気になる怪我の具合は主治医より完治の診断を受けたと笑顔のスダリオ。現在のコンディションについて「やっと出来るなという感じで、めちゃくちゃ良いです」といい、体重も自然と落ち、本日朝の時点で115.8kgに。順調に調整が進み、万全の状態でリングに上がれそうだ。
進化した部分を問われると「全体的に見てほしい。怪我する前より強くなった」と全体的なレベルアップに自信を持つスダリオ。これまで米国修行を行い、出稽古したMMA名門ジムの「エクストリーム・クートゥア」では、ベラトール・ヘビー級のトップランカー、ティム・ジョンソンらと練習。レスリングや打撃のスパーリング、テイクダウンディフェンスなど様々な鍛錬を積んだという。
中でも「ベラトールの選手からテイクダウンを1回も取られなかったので、海外の人と肌を合わせて勉強になりました。やっと相撲での腰も重さをMMAに活かせるようになった。自信になりましたね」と、確かな手ごたえを掴んで帰国。日本では、師匠のエンセン井上氏の下、寝技も強化して総合力も高めた。
相撲の経験をMMAに取り込めるようになった秘訣を聞かれると「MMAに対する気持ちの入れ方もそうですし、レスリングを知ることも心掛けました。どういう風にテイクダウンしてくるのかが分かっていないと防ぎようがない。それを知ったのが大きかったです」と話す。
関根については「大晦日のシビサイ選手との時は、変わった印象はなかったけど、前回は前より不安な感じが感じられなくて、自信がついているのかな」と分析。最近は4連勝の関根に対して、試合展開については「こだわりはないですが、自分が一方的に攻めていくことしか考えていない」と圧倒を宣言。
自信の所以は、日々試合プランを綿密に立てていることだ。「自分の試合(映像)を見て、やられそうなところを潰しています」とのこと。自身が関根だった場合、どのように戦うかを考え、自身を客観視。スダリオが、相撲時代から精力的に取り組んでいることだ。
今後については「海外勢とやりたい意欲が強いです。だからシュレック選手が日本人選手対決としては最後にしたいなと思っています」と語った。あらゆる場面が想定される総合格闘技のリングで、進化したスダリオが関根の快進撃を止めるか。
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