【Krush】セミの永坂吏羅が計量遅刻で減量中、内田晶は自信のコメント、第6試合の亀本勇翔は約1.1kgオーバー
7月30日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.139』の前日計量が、29日(金)都内にて13時より行われた。
明日のセミファイナル[Krushスーパー・バンタム級ワンマッチ]に出場の永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は遅れて到着。現在体重を落としている最中だ。対戦相手の内田晶(チーム・タイガーホーク)は55.0kgで計量パス。その後の会見には内田のみ出席した。
永坂は、テコンドーがバックボーンで、全日本選手権大会2連覇など輝かしい実績を残し、Krushのリングへ。一時は連敗も味わったが、直近は3連勝と覚醒。今年5月には元Krush王者・吉岡ビギンを2R KOで下している。
対する内田は14年からKrushに参戦し、一時は4連敗も経験したが、21年5月に三井大揮を右ストレートでKO。同年に開幕した「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」ではベスト4。今年2月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場し、初戦で佐々木洵樹に敗れるも、延長までもつれる接戦を演じた。
内田は「覚悟決めて体重を落としてきました、自分は自分なりにしっかり調整したいです」と明日へ向けて意気込みを語る。前回のK-1の佐々木戦を経て「勉強して自分なりに考えて、今まで以上に、練習の質を上げてやってきましたね」とのこと。充実した練習をこなしたことで、更なる自信が付いた。
巷では”アウトボクサー”と言われる内田だが、自身ではその認識はなく「1発を狙いながら自分のペースで試合を運べるようにやってきました。しっかり自分の戦い方をすれば、勝てるなと思っています」と語る。自身の得意な右ストレートをタイミング良くヒットさせることが出来るか。
現在のKrushスーパー・バンタム級王者は、以前内田を衝撃的な後ろ回し蹴りでKOした璃明武。そのような中で「狙うべきは、Krushのベルト。勝ってタイトルに繋げたい」とリベンジを見据えている。
また、第6試合にフェザー級ワンマッチの出場予定の亀本勇翔は、リミットの57.5kgを58.65kgで約1.1kgオーバー。上記2試合については、K-1運営からの発表が待たれる。
その他、メインイベントの[Krushバンタム級タイトルマッチ]王者・池田幸司vs挑戦者・野田蒼の試合を含む、全選手は計量をパスしている。
<計量結果>
▼セミファイナル(第9試合) Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→計量遅刻
vs
内田晶(チーム・タイガーホーク)→55.0kg
▼第6試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→58.65kg ※1.15kgオーバーで再計量へ
vs
森坂陸(エスジム)→57.45kg
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