2022/07/31（日）UP
（最終更新：2022/08/01 21:30）

平山（右）が剛腕で川﨑をマットに沈めた

平山の左フックがクリーンヒット

▼第8試合　Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯平山迅（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
KO　3R 22秒　※右フック
●川﨑真一朗（月心会ラスカルジム）

　平山は、一撃の強打を武器に常に激闘を演じて来たファイター。木村ミノルや不可思などと数々の激闘を演じて来た。

打ち合う両者

　対する川﨑は、関西大学出身で脱サラ格闘家として知られ、Krushライト級戦線で戦って来た。ライト級から1階級アップしての試合で、前日会見では真っ向勝負を宣言している。

　1R、前に出る平山は左ジャブを多用し、プレッシャーをかける。サークリングする川﨑はジャブを出しつつ、右カーフキックをヒット。終盤、数回両者のフックが交錯した。

平山がダウンを奪う瞬間

　2R、川﨑が細かいパンチを平山のガードの上から叩き込む。ワンツーから左フックをヒットさせる川﨑だが、終盤にかけて平山の圧に若干押される。平山はワンツー、フックの強打で攻め続ける。

　3R、一気に前に出る平山が、アッパーから右フックをクリーンヒット！これにグラついた川﨑に、平山がパンチをフォローしダウンを奪う。完全に足にきている様子の川﨑を見て、レフェリーがストップ。平山が復活のKO勝利を挙げた。

マイクアピールする平山

　平山は「コロナの中、会場に足を運んでいただきありがとうございます。シルバーウルフの大宮司さん、応援してくれる人々のおかげで仕上げてこれました。これを機に自分を見つめ直していきたい」とコメント。そして、対戦相手の川﨑に「上がってこいよ」と激励した。

昇也（右）が気合のラッシュで攻め続け、KO勝利

左ローを蹴る昇也

▼第7試合　-64.5kg契約/3分3R・延長1R
●三宅祐弥（Hacker GYM）
KO　1R 2分38秒　※パンチ連打
◯昇也（士魂村上塾）

　三宅は、安保璃紅（team ALL-WIN）のドクターストップで急遽参戦。大阪出身のファイターで4戦4勝(1KO)無敗のファイター。本人曰く、地下格闘技経験もあり、その当時から無敗だという。

パンチで攻めまくる昇也

　対する昇也はBigbangスーパーライト級王座の戴冠歴もあるファイター。21年7月のKrush2戦目では、瓦田脩二と激突したが計量オーバーで減点スタート、判定負けを喫している。

　1Rから昇也が圧をかけ続け、左右のボディ打ち、ヒザ蹴りをヒット。三宅は昇也の右フックを被弾してしまうが、辛抱強くワンツーやヒザ蹴りを返す。だが、昇也のヒザ蹴りから左ストレートを被弾し、遂にダウンを喫してしまう。

圧巻KOの瞬間

　チャンスと見た昇也が、パンチ連打で三宅を畳み掛ける。左フックがクリーンヒット、そして右フックを返すと、三宅が2度目のダウン。すぐ様レフェリーがストップし、昇也が圧巻KOで会場を爆発させた。

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