【RIZIN】初戦突破のRENA、判定勝利に反省も「打撃の選手に夢を与えたい」と”倒し切る”戦いで優勝を狙う
7月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント『湘南美容クリニック presents RIZIN.37』の[RIZIN WORLD GRAND-PRIX 2022スーパーアトム級 トーナメント一回戦]にて、アナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ)に勝利した、RENA(シーザージム)が試合後インタビューに応じた。
RENAは、初回から左フックでダウンを奪い、サッカーボールキックや鉄槌で追い討ち。2R以降、スヴェッキスカもヒジで応戦し、RENAは鼻から出血。だが、RENAは下がらずに、コンビネーションから左フックなど最後まで攻め続け、判定勝利を収め、無事にトーナメント4強入りを果たした。
RENAは「思っていた以上にやりにくかった。1Rで終わったと勝手に思って、緊張の糸が溶けて、倒しきれなかったのが大きな反省。(アナスタシアに)ハングリー精神を感じたし、勉強になった試合でした」と反省まじりに試合を振り返る。
具体的には、相手の手足の長さも打撃戦で感じたといい、強烈なローキックを何発も貰ったことで、「足が2倍位になった」と苦笑。これほど足を腫らされたのは、過去のシュートボクシング時代以来だという。
トーナメント参戦前から、現在のRIZIN王者・伊澤星花への対戦を臨んでいたRENA。「1Rで倒していれば(次に対戦したい相手の名前を)言いたかったけど、このままじゃダメなので名前は伏せたい。このままじゃ勝ち上がったメンバー、誰にも勝てない」と気を引き締める。準決勝に向けては「限りある時間ですが、成長していきたい」と話す。
RENAは”倒し切る”ことをテーマとして、試合に臨んでいた。それだけに「倒し切るのが私の売りなのに、出来ていないのは悔しい。満足することなく、倒し切ることをテーマに頑張っていきたい」と次戦はKOを目指すと意気込む。
最近のRIZIN女子MMA戦線では、RENAのような打撃競技をバックボーンとする選手は少ない。「女子は倒れにくい。レスリングや柔道からMMAに上がってくる選手が多いし、そっちの方が有利だとも思う。でも『打撃の選手でもここまで来れる』というのを見せたいし、打撃の選手にも夢を与えたい。せっかくやっているからこそ、稼げるし有名になれるし、自分なんかじゃなくて、私でもなれているので『あなたもなれるよ』って背中を押せる選手になりたい」と語った。
RENAがトーナメント優勝を果たせば、MMAに夢を持って参戦するストライカーが増えるかもしれない。
▶︎次ページは【フォト】RENAとアナスタシアが打撃で激闘!
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