2022/07/31（日）UP
（最終更新：2022/07/31 20:44）

「悔しくてたまらない、まだまだ戦う」と現役続行を宣言した関根

　7月31日（日）さいたまスーパーアリーナで開催中の格闘技イベント『湘南美容クリニック presents RIZIN.37』の[第8試合　RIZIN MMAルール　5分3R（120.0kg）]にて、スダリオ剛（フリー）に初回TKO負けした関根“シュレック”秀樹（ボンサイブルテリア）が試合後インタビューに応じた。

【フォト】スダリオの一撃KO勝利の連続写真

　関根はRIZINで2連続TKO勝利中で、前戦はスダリオの双子の弟・貴賢神をTKOで下していた。しかしスダリオの怒涛の突進力に下がらされ、強烈な左フックを食らいTKO負けに。
　関根はスダリオの成長を「こちらで予想するよりも物凄いものを持ってきた。予想以上の強さ」と完敗を認める。

　フィニッシュの左フックは「自分のパンチをかわされた所までしか覚えていない。気が付いたら天井を見ていた」と食らった瞬間の記憶は無いとい言う。
　痛みがある部分は「後頭部」としながらも「これは脳が揺れて（その影響で後頭部が）痛いのかわからない」と当たった箇所は特定出来ないとした。

　またスダリオの”ラッキーパンチ”によるものとは思っておらず「明らかにカウンターを狙っていた。自分も狙っていたが、彼のプレッシャーの方が上回っており、自分がロープに追い込まれて手を出させられた。これは彼の作戦」とスダリオの戦略とカウンター技術を褒める。

　今後の進退については「試合が終わって一番先に襲ってきた感情が”悔しさ”。この悔しさがある限り、前へ進む気持ちさえあればまだ出来る。また自分の人生で比べてみても圧倒的に今が強い。まだまだMMAで戦い続けたい」と現役の続行を宣言した。

同門でサトシの兄・ヨシオ（右）も同大会で阿部にKO負けを喫し、その後MMA引退を表明した

　また「これで国内最強の座はスダリオ選手に移った訳で。自分は一から練習を積み直して、彼に挑戦できる立場を勝ち取っていこうと思う」とリベンジに向けても立ち上がり進むと語った。

　ボンサイ柔術同門のマルコス・ヨシオ・ソウザが、今大会で阿部大治にKO負けを喫し、その後引退表明をしたことについては「（彼の選択を）尊重しないといけないが、個人としては自分やクレベたちが頑張って活躍して、彼にまた戦う心を取り戻してもらいたいと思う」と共に練習に励んでいた格闘技先輩であり師匠の復活を望んだ。

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