ブアカーオと”エキシ対決”の三浦孝太「9月のRIZINにこの経験つなげたい」=8.19ラジャダムナン
8月19日(金)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて三浦孝太(20=BRAVE)とK-1 MAX&S-cupの世界トーナメント王者ブアカーオ・バンチャメーク(40=タイ)がキックボクシングのエキシビションマッチで対戦する。
この試合について、所属ジムで10日、会見が開かれ、宮田和幸代表と三浦が詳細を発表した。
【動画】三浦がMMAデビュー戦で見せた父親譲りのサッカーボールキックでKOの瞬間!
会見の冒頭で宮田代表が、7月31日に開催された『RIZIN.37』でフェリペ“キングハンター”マソーニ(ブラジル)と対戦する予定だった三浦が新型コロナウイルスで陽性となり、欠場した経緯を以下のように説明した。
「試合の計量が終わり、喉が痛くてフワフワすると本人から話があり、減量で水抜きをしていた影響かなと思っていました。自宅へ戻ってから1時間後にお母さんから電話がありまして、熱を測ったら38度5分あったと。コロナの疑いがありましたので、すぐに検査をしてくださいと話したら、カズさんが抗原検査キットを持っていたようで、調べたら陽性ということが分かりました」
宮田代表の説明によると、ジムと自宅の往復くらいで感染予防を徹底していたようだが、追い込み練習で免疫が下がっていたのかもしれないという。
続いて三浦は、「前回も自分のケガ、今回はコロナになって二度も試合が流れてしまったことに対して、チケットを購入していただいたファンの方、RIZIN関係者の皆様、ブラジルより来ていただいたマソーニ選手、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
落ち込んでいる時に父親のカズから、「オリンピック選手は4年間、調整してきてコロナになって出られなかった選手もいる。辛い気持ちは分かるけど、止まらずに次をやるしかない」と励まされて、気持ちを切り替えられたようだ。
じつは今回のブアカーオ戦は、RIZINの試合後に発表される予定だったが、情報がもれてしまい、「焦った」と三浦は明かした。
ちなみにブアカーオ戦は、3分3ラウンドのキックボクシングルールのエキシビションマッチでヒジ打ちなし、防具は着用しないが、「KOする攻撃はなしで、リング上での公開練習のような形になります」と宮田代表。一応、セコンドに就く宮田代表はタオルを投入する権限はあるが、那須川天心vs.メイウェザーのような試合にはならないという。
本日から練習を再開した三浦は「最近のブアカーオ選手のバキバキボディを見てビビりましたが、エキシビションマッチなのでレジェンドから学んで、9月のRIZINにこの経験をつなげたい」と意気込みを語った。
エキシビションマッチとはいえ、ラジャダムナンのリングでブアカーオと対戦できることだけでも名誉なこと。失地回復のためにも、ここから逆襲する姿に期待したい!
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