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【RISE】原口健飛が延長負けに「全く納得いってない」と審議を要求、試合結果が変わる可能性も

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2022/08/21(日)UP

メインで延長負けした原口が、判定結果に異議を唱える

 8月21日(日)エディオンアリーナ大阪で開催された『RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA』メインの初代RISE世界スーパーライト級(-65kg)王座決定戦では、原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)が、GLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)に、延長戦の末判定負け。王座はペットパノムルンが奪取した。

【動画】原口とペットパノムルンの激闘シーン

 試合は本戦で1-1のドロー。延長戦では3者ともにペットパノムルンを支持していた。原口は昨年11月にもペットパノムルンと対決し、判定負けしている。

 試合後、インタビュールームに現れた原口は「(判定結果に)全く納得いってない」と怒りを隠しきれない。
 続けて「かけ逃げは禁止と聞いていたのに、ルール違反も多かったし、(自分のほうが)ダメージを効かせていた」と勝っていた試合だと言う。今回の結果は「レフリーに改めて審議してもらう」と審議を要求するとのことだ。

パンチを打ち込む原口

 ”勝っていた”部分としては「本戦でもパンチもヒザも効かせた。1R、4R、5Rは取った。とくに4Rは思い切りヒザを効かせた。アゴを打ち抜いて、バキーっといって。あれを取らないならペット選手に勝てる選手は出てこない」と説明する。
 原口本人の体感としては「本戦は勝ったかドロー、でもまさかとられるとは」と驚きをあらわにする。

 延長戦でも「当てている数もパンチの数も全然違う。ミドルキックなんか僕はもらっていない。相手のミドルの威力は死んでいて、全然痛くなかったからヒジや腕で受けた。それがポイントになるんだったらなおさら勝てない。RISEはダメージが一番のはず」と、ミドルは腕でディフェンスしたに過ぎないと主張する。

 また”ルール違反”については「ルール説明の時に首相撲は禁止と聞いていて、それを信じてパンチ勝負を仕掛けていったのに、組まれて倒されてこんなバカげた話はない」と憮然とする。
 さらに「(倒れた際に)首を絞められたんですよ。首をロックされて引っ張られ、息が止まった。失格レベルですよ」とひどい反則が多かったと言う。

判定の瞬間、「まさか」と言いたげな原口の表情

 2度目の敗戦だが「再戦はしたくない。審議ですね。本当に反則がなかったのか、僕が延長で負けていたのかレフェリー陣で話し合ってもらう。僕とセコンド陣営、お客さん全員認めさせて納得させてもらったら認める」と、再戦よりも審議を要求する。

 なお、この原口陣営からの審議要求について、伊藤隆RISE代表は「審議して映像を見た結果、主催者としてどう判断するか決めたい。レフェリー、ジャッジ3人にヒアリングして映像確認が必要」と語る。
 その審議により結果が変わるかについては「しっかりした判断が出た場合は、我々も見て総合的に判断して、そうなった場合は否定できないと思います」と試合の結果がひっくり返る可能性もあると語った。

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