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【Krush】新王者の寧仁太・アリに挑戦する中野滉太が、先輩・武居由樹のボクシング王座挑戦に続く戴冠誓う

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2022/07/08(金)UP

寧仁太・アリの持つベルトに中野滉太が挑む(C)K-1

 8月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.140』の第1弾カード発表記者会見が7日、都内にて行われた。
 武居由樹、江川優生、シナ・カリミアン、中島千博、佐々木洵樹と歴代のK-1&Krush王者を輩出してきたジムのホープ・中野滉太(23=POWER OF DREAM)が、Krushウェルター級の新王者 寧仁太・アリ(23=K-1ジム総本部チームペガサス)に挑戦する。

【動画】中野が渾身の左フックで一撃KO!/王者・寧仁太のハイキック一撃葬

 挑戦者・中野はスーパー・ライト級(-65kg)で戦ってきたが、2月のK-1でウェルター級に上げると、元Krushウェルター級王者の山際和希を延長戦の末に撃破。この実績を買われて、階級転向2戦目で早くもタイトルマッチの挑戦権を獲得した。

 中野は王者について「リーチがあって、身長も高くて、凄く技術のある、特に蹴りのほうが技術のある選手」と、蹴りを警戒する。しかし「KOで倒してチャンピオンになれるように頑張ります」と自慢の強打で“政権交代”を狙う。

 さらに「先輩たちがベルトを巻いて、自分も巻くのが当然のことだと思っている」とジムにベルトを持ち帰ることを約束した。

 前日26日(金)の後楽園ホールでは、ボクシングに転向した武居が東洋太平洋スーパーバンタム級のタイトルに挑戦するが「自分も次の日にチャンピオンになれるようにしっかり練習して、試合に臨みたいと思います」と、偉大な先輩に続くと誓った。


 王者・寧仁太は19年8月にプロデビューし4連勝。昨年9月K-1横浜アリーナ大会でのK-1ウェルター級王座決定トーナメントでは準決勝まで勝ち進むも、野杁正明の強烈なボディ攻めでマットに沈んだ。
 プロ初黒星からの再起戦で今年2月、松岡力の持つKrush王座に挑むと、延長戦に及ぶ大激闘の末に王座を勝ち取った。

 寧仁太は中野について「さすがPOWER OF DREAMだなっていう感じで、攻撃のリズムとかパンチが凄く強いんで、僕は蹴りが巧いと言われたんで、蹴りとパンチの戦いになるのかなって思ってます」と、自信の蹴りで挑戦者を跳ねつける。

 さらに「人の記憶に残るような試合をしたいなって思っています」と、まずはこの初防衛戦で王者としての実力をファンに見せつけるとした。

▶次ページ:【動画】中野が渾身の左フックで一撃KO!/王者・寧仁太のハイキック一撃葬

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