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【K-1】武尊への熱い想いを持った日本人4選手が意気込み=9.11 S・フェザー級王座決定トーナメント

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2022/09/08(木)UP

(左から)大岩龍矢、レオナ・ペタス、朝久裕貴、横山朋哉

 9月11日(日)に神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』で行われる[第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント]。
 武尊の王座返上により空位になった第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントが実現、武尊が約3年間保持していたベルトをかけたトーナメントということで大きな注目を集めている。

【動画】日本人4選手がそれぞれ強豪外国人と対戦!トーナメント一回戦煽り映像

 トーナメントは日本人4選手・外国人選手4選手の計8選手による1日3試合のワンデートーナメント形式で行われるが、日本人選手はいずれもそれぞれの立場で武尊という存在を通して、ベルトを目指していた選手たちが集まった。

■武尊の”盟友”大岩龍矢

大岩のセコンドにつく武尊

 武尊の盟友としてトーナメントに臨むのは大岩龍矢だ。武尊の海外武者修行に大岩が同行し、武尊が必ず大岩のセコンドにつくなど2人の絆は強い。武尊が『THE MATCH 2022』で敗れ、王座返上を発表した際に、真っ先に反応したのも大岩で、自身のSNSで「武尊がベルトを返上。間違いなく俺が獲らなきゃダメでしょ。俺しかいないでしょ」と王座獲りに名乗りをあげた。

「他の選手には絶対に渡したくないし、武尊からも『もちろん龍矢に獲ってほしい』と言われて、自分もその気持ちしかない。今まで武尊が持っていたことによって、自分もなかなか挑戦することは出来なかったんですけど、武尊の戦いをずっと近くで見てきた中で、ようやく自分に回ってきたチャンスなんで、自分がベルトを巻かなきゃいけないと思っています」と武尊の想いに応えるためにも、必ず自分がベルトを巻くと誓っている。

■武尊の”ライバル”レオナ・ペタス

武尊と打ち合うレオナ・ペタス(2021年3月)

 武尊のライバルとしてトーナメントに臨むのがレオナ・ペタスだ。レオナは2019年6月に第9代Krushスーパー・フェザー級王座に就き、同階級のライバルたちを次々と撃破。約4年間無敗・9連勝という成績を引っ提げ、2021年3月に武尊の持つベルトに挑戦し、最後は武尊の強打でKO負けを喫したものの、壮絶な打ち合いを展開し、K-1の歴史に残る名勝負を繰り広げた。試合後のリングでは武尊から「俺は天心戦が終わったら、ベルトを返上しようと思っているから、あとのK-1は頼んだよ」と言葉を言葉をかけられたという。

 武尊のとリングで殴り合ったことで、大岩とは違う立場で武尊からK-1のこれからを託される存在になったレオナ。「武尊選手が背負っているものや重さを肌で感じさせてもらった。ここでチャンピオンになったらK-1を引っ張っていかなきゃいけないし、武尊選手に『あとは頼んだ』と言われたので、自分がベルトを手に入れるしかない」と武尊との約束を果たすためにベルトを目指す。

■武尊との“戦いを熱望”朝久裕貴

パンチをヒットさせる朝久裕貴(左/2022年4月)

 現在のスーパー・フェザー級で誰よりも武尊との対戦を熱望していたのは朝久裕貴。今年4月の『K’FESTA.5』では村越優汰をハイキックからの連打で沈め、激戦区スーパー・フェザー級で3連勝し、武尊との対戦アピールもしていた。

 武尊の王座返上と長期休養宣言により、武尊戦は遠のく形となったが、王座決定トーナメント出場のチャンスが巡ってきた。朝久は「今はっきりいって僕は世界一で強い自信がある」という絶対的な自信とともに「武尊選手が休養宣言の会見の時に『優勝した選手とやりたくなるかもしれない』と言っていたので、自分が優勝してそういう気持ちにさせたいですね」と武尊戦実現につながるトーナメントにするつもりだ。

■武尊を”観客席から見ていた世代”横山朋哉

パンチを放つ横山朋哉(2020年9月)

 大岩・レオナ・朝久が武尊と同時期にK-1で戦ってきた世代なら、横山朋哉は武尊の戦いを観客席から見ていた世代だ。なかでも横山は「僕は武尊選手に憧れてK-1ファイターになろうと思った」と公言し、アマチュア時代には自身のSNSに武尊と撮った写真をアップしていたこともある“武尊ファン”だ。

 プロデビュー後は「K-1・Krushのスーパー・フェザー級は武尊選手の次の世代がいない状況で、若い選手がチャンピオンにならないといけない」「武尊選手から下のスターがいないんで、そこで20代前半の若い僕がバーンと出たら必ずK-1・Krushはもっと盛り上がると思う」と武尊に続く選手になるという自覚も芽生えている。

 武尊本人も今年1月のKrushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに横山が出場した際「今回のトーナメントで注目しているのは横山選手。横山選手は攻撃のキレ・スピードがあって倒す力も持っていて、選手としての華もあると思います」と横山に期待の言葉をかけていた。横山が武尊が返上したベルトをかけたトーナメントでK-1王者になれば、まさにK-1新世代の新たなスター誕生となるだろう。

休養宣言する武尊

 武尊はK-1のベルトを返上し、しばらくリングから離れることになったが、武尊が積み重ねた闘いの歴史はベルトと共に続いていく。新たな歴史を創るのは武尊の盟友・大岩か、武尊のライバル・レオナか、武尊との戦いを熱望する朝久か、武尊に憧れた新世代の横山か。

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

▶次ページは【動画】日本人4選手がそれぞれ強豪外国人と対戦!トーナメント一回戦煽り映像

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