【ボクシング】武居由樹「僕と天心選手がやるタイミングがあるならやりたい」魔裟斗に語る
8月に王者ペテ・アポリナルからTKO勝利し、プロボクシングOPBF東洋太平洋Sバンタム王者となった元K-1王者・武居由樹。
昨日7日、魔裟斗チャンネルに出演してボクシング転向を表明している那須川天心との対戦について語った。
【フォト】武居が王者になったこのKOパンチ!、天心について語る武居の動画も
魔裟斗の対談の中で武居は、まず先日のタイトル戦について「リングに上がった時に、相手の体がゴツくて一回り大きく感じました」とアポリナルと対峙した時の印象を語った。魔裟斗は「なかなかパンチが当たらなかったんで、どうやって突破口を見つけるのかと思っていたら、ワンツーをボディへ打っていったよね」と試合を分析。武居は「八重樫東トレーナーに『下から崩していけ』と言われていました」と指示を受けていたことを明かした。
最初に右でダウンを奪った場面については、「あれは、前にKOした右と同じ。頭に残っていたんじゃないの」と魔裟斗が指摘すると武居は「はい。これが当たれば倒せるなと思っていました。でも、頼りすぎてしまいました」という。2ラウンドに2回ダウンを奪ったことで、「力みが取れてきました」と武居はタイトルマッチで緊張していたようだが「ようやく武居の動きになっていた」と魔裟斗は分析した。
最後はレフェリーストップで武居のTKO勝ちになったが、「止めるのが早かったという声もあったけど」と魔裟斗が突っ込むと「自分的には、しっかり倒し切ってから止めてほしかったですが、でも勝てたので」と武居は苦笑いした。
対談は、今後のことについても言及。魔裟斗は「5戦目で東洋太平洋を獲るのは、井上尚弥チャンピオンと八重樫さんと並んだわけでしょう。東洋太平洋の後に、日本王座に挑戦することはないの?」と質問。武居は「今の僕の階級、日本チャンピオンは井上拓真さんなので同門なんですよね」と東洋太平洋に挑戦した経緯を説明した。
さらに武居は「普段は61kgなんですけど、2戦目までは54.5kgで試合をしてまだ余裕があったので、やり方によっては体重を落とせると思います」とスーパーバンタムからバンタムに階級を落とすことも視野に入れているようだ。バンタム級の世界チャンピオンは同門の井上尚弥だが、井上が来年にもスーパーバンタムへ階級を上げるとされている。となれば武居はバンタム級に落とし井上が返上したベルトを狙っていくことになるだろう。
そして話題は「THE MATCH 2022」に変わり、武居は「K-1出身として、あの結果(RISEに負け越し)は悔しかったです」と振り返った。魔裟斗は「天心選手がボクシング転向で同じ階級になるかもしれないけど」と突っ込んだ。天心は55kgが適正体重と言われており、ボクシングではスーパーバンタムか、バンタムになると見られている。
武居は魔裟斗の質問に「もし、僕と天心選手がやるタイミングがあるならやれたらなって」と対戦に前向きな様子。「東京ドーム、THE MATCHじゃない」と魔裟斗がコメントすると武居は「そのくらいになりたいですね」と笑顔を見せた。
魔裟斗は「まったくタイプ違うもんね。スピードの天心選手と、パワーの武居選手。今年、もう1試合やって、来年どうなるか楽しみですね」と話しかけると、武居は微笑み返した。ファンからは「このまま世界チャンピオンまで駆け上がってほしい!」や「那須川天心選手とのボクシング対決は、めちゃくちゃ見たい」という武居への期待の声が多数寄せられた。
はたして武居と那須川天心の試合は実現するのか。ボクシング界でTHE MATCHの続きが見られることになるかもしれない。
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