【K-1】武尊返上のSフェザー級王座T開催!大岩龍矢やレオナ・ぺタス、朝久裕貴、ISKA王者・ブアフフら参戦
9月11日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の対戦カード発表記者会見が、15日(金)都内にて行われた。
今年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心と対戦した武尊が返上した、K-1スーパー・フェザー級王座をかけたトーナメントの開催が決定。8人のファイターがワンデーでベルトを争う。
第1試合目では、武尊の盟友・大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とアダム・ブアフフ(モロッコ)が対戦する。
ブアフフは、2年前のK-1で武尊と対戦予定であったファイターで、コロナの影響で出場が叶わなかった。現在は、₋61kgのISKA王座を保持しており、仕切り直しのK-1参戦となる。
大岩は「武尊がベルトを返上して、すぐ必ず俺が獲るという気持ちでいました。自分のためのトーナメントで主役も自分だと思っています。必ず優勝します」と宣言。武尊が保持していたベルト奪取へ向けて「武尊が創り上げて来たK-1。今以上にもっと大きいベルトにしてK-1を大きくします」との覚悟を示した。
一方のブアフフは、前回武尊戦が叶わなかった雪辱を「トーナメントにぶつけたい」としつつ「武尊がセコンドにつくと聞いているが、大きなモチベーションになる。大岩と武尊を2人倒すつもりでリングに上がる」とのメッセージを送っている。
第2試合目では、レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)vsアヤブ・セギリ(スペイン)が組まれた。
昨年に武尊とタイトルマッチで激戦を繰り広げたレオナ。対するセギリはK-1MAXで活躍したアルトゥール・キシェンコの元で練習する強豪。固いガードが持ち味で、いかにして“石の拳”と評されるレオナの攻撃に対抗するか、注目だ。
レオナは、今年6月の『THE MATCH 2022』でRISEの中村寛に敗戦して以来の試合。「この間の試合負けてしまいましたし、これで負けたら終わりだと思っている」と決死の覚悟で臨む構え。
対するセギリからは「自分もタフさとパワーに自信があるから、彼と戦うことが楽しみ。武尊が巻いていたベルトを自分も巻き、チャンピオンとしてスペインに帰りたい」とメッセージが届いていた。
第3試合目では、朝久裕貴(朝久道場)vsナックロップ・フェアテックス(タイ)が組まれた。
朝久は、弟・泰央と共に戦う武林風WLF -60kg級世界王者。22年4月には村越優汰をKOして注目を集めた。今回優勝すれば、弟のK-1ライト級王座に続き、兄弟同時K-1王者誕生となる。対するナックロップは、K-1ルール向きのアグレッシブスタイルのタイ人。ムエタイTVマッチの上位ランカーだという。
ナックロップからは「相手をKOすることが好きで、私のファイトを楽しんでもらえる自信がある。この試合でムエタイの強さ、怖さを知ることになるだろう。K-1のベルトを巻いてタイだけでなく、日本でも成功したい」とのコメントが届いていた。
それを聞いた朝久は「自分は武林風の王者として、優勝してベルトを巻きます。僕との対決を楽しみに燃えているとのことですが、僕の一撃で眠ってもらおうと思っています」とKO宣言した。
第4試合目では、横山朋哉(リーブルロア)vsベイリー・サグデン(イギリス)のカードが決まった。
本来はKrush王者の中島千博にトーナメントのオファーがあったが、今年6月『THE MATCH 2022』の笠原友希戦で鼻を負傷。怪我が完治出来ず参戦が叶わないため、横山が代打参戦することになった。
横山は、中島とは1勝1敗のファイターで、トーナメントをひっくり返すポテンシャルを秘めた男。爆発力のある打撃をサウスポーからテンポよく放ってくる。一方のサグデンはヨーロッパが主戦場で、60kgを適正としながらも63.5kgや65kgでも戦ってきたタフファイター。GLORYでは、65kgのランキング最高3位まで上り詰めたこともある。
サグデンからは「俺のプレッシャーで抑え込んでやるつもり。自分のベルトコレクションを増やすために日本に行くつもりだ」とのメッセージが届いていた。対する横山は「中島選手が出られなくなって代打みたいになっていますけど、ラッキーみたいな感じでこの場に立っていない。全てを奪いに行きます」と闘志を燃やした。
卜部兄弟や武尊など新生K-1の歴史を創ってきた偉大な王者に続くのは誰か。
<対戦決定カード>
▼K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
アダム・ブアフフ(モロッコ)
▼K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)
vs
アヤブ・セギリ(スペイン)
▼K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
朝久裕貴(朝久道場)
vs
ナックロップ・フェアテックス
▼K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
横山朋哉(リーブルロア)
vs
ベイリー・サグデン(イギリス)
▼K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
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