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【K-1】王者・大和哲也、紙の名刺で割り箸を折る練習公開「メンタルは大事。佐々木選手に“アベンジ”します」=9.11横浜

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2022/09/08(木)UP

大和は紙の名刺で木の割り箸を折るという変わった練習を公開した(C)K-1

 9月11日(日)横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R」で、佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に防衛戦を行う王者・大和哲也(大和ジム)が公開練習を行い、主催者からインタビューが届いた。
 公開練習で大和は、紙の名刺で木製の割り箸を真っ二つに折って見せた。これは試合で勝つために必要な、「意識の変換」が込められているという。

【フォト&動画】大和哲也が紙の名刺で割り箸を真っ二つにする瞬間

 大和は独特のポーズ&呼吸法で息を整えると、トレーニング用のベンチ台に割り箸を固定し、そこを名刺で一太刀。紙の名刺で割り箸を、真っ二つに折って見せた。

 大和はこの練習法について、「最初にやった呼吸法は、合気道で学んだことなんですが“統一の印”と言って、手印(しゅいん)を組むことで指先から、気が出た状態で呼吸する方法です。名刺で割り箸を折るというのは意識の力を使います。例えば『割り箸は硬い物』という認識を持っていると、なかなか折れない。でも、その意識を変えて『割り箸が柔らかいもの』と仮定=意識を変換させることで、名刺でも割り箸を折ることができます」と説明する。

 そして、「これはそういった意識を変えるための稽古です。まさに試合も同じで、“勝てるかなどうかな?”では勝てない。“絶対勝てる・絶対勝つ”という気持ちがあるから勝てると思うんです。今日の公開練習とシチュエーションは全く違いますが、こういうメンタルは大事だと思っていて、普段からそういった積み重ねでやっています」と補足した。

 両者は20年12月にK-1で対戦し、佐々木が判定勝ちを収めている。その後、佐々木は、今年6月にKrush王座3度目の防衛に成功。大和は、今年4月に王者・山崎秀晃を初回KOしてK-1王者となっている。

山崎をKOで下してチャンピオンとなった大和

 大和は、「佐々木選手はいつかやらなければいけない相手だと思ってました。タイミング的にも佐々木選手がKrushのタイトルをKO防衛して、リングからアピールして……という流れだったので、これも必然だと思います。タイトルを獲って、いきなりタイトルマッチになったんですけど、もし僕が防衛したら日本人としてベルトを獲ってから初防衛まで、最短期間での防衛記録になるんですね。そうやってK-1の歴史に名を刻むことはうれしいです」と語る。

 佐々木戦が決まって、大和は「この試合は“リベンジ”ではなく“アベンジ”」と言い続けている。

 これについて大和は「元々僕は、マーベル好きで、映画『アベンジャーズ』を見て『なんで“リベンジ”じゃなくて“アベンジ”なんだろう?』と思って、言葉の意味を調べてみたんです、そしたら“リベンジ”は『復讐心からくる仕返し』で、“アベンジ”は『正義心から来る仕返し』という意味で、若干ニュアンスが違うんです。僕も負けた相手に悔しい気持ちはありますが、感謝を込めて“リベンジ”したいと思っているので、そういう意味で“アベンジ”という言葉を使っています」と説明する。

 さらに大和は、「佐々木選手とは2年9カ月前に戦って、僕が負けてるんですけど、あの試合の後はもう自分は終わりなんじゃないか、格闘家として無理なんじゃないかと思うようなどん底を味わう敗戦でもありました。でも、そこから這い上がってタイトルマッチまで来て、ベルトを獲ることができて。あの敗戦があったから今があると言えるので、今回しっかり佐々木選手に勝ってアベンジしたいです」と続けた。

 佐々木にアベンジすること。大和は敬意を込めて、相手を一刀両断にするつもりだ。

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