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【RIZIN】新“IQレスラー”伊澤星花、桜庭和志直伝で進化!「アームロックに期待して」=Sアトム級GP

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2022/09/14(水)UP

スーパーアトム級GPへ向けて練習を公開した伊澤

 9月25日(日)に開催される『RIZIN.38』(さいたまスーパーアリーナ)の「RIZIN WORLD GRAND-PRIX 2022スーパーアトム級トーナメント準決勝」でアナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ)と対戦する伊澤星花(フリー)が、公開練習を行った。

【動画】伊澤が桜庭和志に必殺技を教わる!その映像

 公開練習で伊澤はグローブをはめて、パンチのみの動きを30秒間、披露した。これは打撃で勝負というよりも、試合前のため相手に手の内を見せないという前提なのだろう。

決勝戦は浜崎朱加と対戦したいという伊澤。理由は「レベルの高いグラップリングを見せられる」からだという

 インタビューでは、Sアトム級トーナメント初戦となった前回のラーラ・フォントーラ戦から振り返った。

 下からの三角絞めの体勢に入られた場面については、「下から三角だったり、十字を狙われて、それをひたすら耐えるという展開でした。下からの攻撃は想定していたんですけど、思っていたよりも相手の脚が長かったため、(形に)はまっていたのが嫌でした」と語った。
 焦りはなかったのか聞くと「気持ちを切らさずに自分の時間を待つようにしようと思っていました」と冷静だったという。

伊澤がアナスタシアを破り、決勝へ駒を進めることができるか

 それでも「1Rの残り時間が2分と聞いて、“自分はまだ何もしていないのに”というもどかしさはありました。相手の技に対処していたので、極められる怖さはなかったです」と耐えながら次の展開を考えていたようだ。

 下からの攻撃を防いだ伊澤は、ギロチンチョークに入り、一本勝ちを収めた。フィニッシュにつながった動きについては「試合前から首を獲りに行く練習をしていて、そのパターンにはまった感じです。ラーラ選手は手足が長かったので十字とか腕を狙ってしまうと、返されるリスクがあったので、首ならば獲れる自信がありました」と描いた通りの一本勝ちになったことを明かした。

 今回は、RENAが欠場となりアナスタシアとの対戦が決まったが、印象については「蹴りもコンビネーションに入れてくる選手なので、その攻撃の速さに対処できるようにしています。おそらくRENA選手よりも、面白い試合ができるのではないかと思います。寝技の展開でも、レベルの高い攻防を見せられると思います」と自信を垣間見せた。

 アナスタシアはRENAのパンチと蹴りを受けてダウンにつながりそうな危ない場面があったものの、そこからリカバリーして逆襲に転じている。伊澤は「気持ちの強い選手で、スタミナもしっかりある選手だなと思います。3Rを通して、自分のやりたいことを出していた印象です」と彼女の精神力の強さとスタミナの豊富さを警戒する。

 RENAとアナスタシアのどちらが戦いやすい相手か聞くと、「RENA選手ですね」と断言。RENAに対しては、寝技へ持ち込めば勝てるという自信があるのだろう。アナスタシアの寝技は未知数のため、ここが勝負の鍵を握りそうだ。
「今回もテイクダウンして上を取って、一本を獲りに行くだけです。桜庭(和志)さんに教わった進化したアームロックと腕十字を期待してください」と伊澤。自身のYouTubeで桜庭にアームロックと腕十字を教わった新“IQレスラー”伊澤が、どんな必殺技を繰り出すのか楽しみだ。

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