RIZIN王者・伊澤星花、桜庭和志に”なす術なし”に極められまくる「えぐい…強い」(伊澤)

2022/08/09（火）UP
（最終更新：2022/09/15 21:19）

　現RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花（24=フリー）が、レジェンド・桜庭和志（53）と自身のYouTubeでコラボ。グラップリングの”ガチ稽古”となり、桜庭に手も足も出ず、極められてしまった。

【動画】桜庭が伊澤を赤子扱い！最後は”極楽固め”も…

　伊澤と、婚約者でDEEPバンタム級暫定王者・COROのYouTubeチャンネルに8日投稿された動画で、その様子が見られる。

　伊澤は柔道とレスリングをベースとし、極めの強さを武器とする。ファンからも「女版・桜庭」「桜庭の再来」などと呼ばれ、桜庭ばりの寝技強者ぶりを見せているファイター。
　昨年大晦日にRIZIN参戦すると、いきなりスーパーアトム級王者の浜崎朱加にTKO勝利、今年4月のダイレクトリマッチで判定勝利し、RIZIN女子スーパーアトム級王座を獲得した。

　桜庭は言わずと知れた格闘技のレジェンド。UWF出身で、MMAでは97年のUFCヘビー級トーナメントで優勝。以後はPRIDEでグレイシー一族を撃破するなど、大活躍ぶりを見せた。UFC殿堂の称号を持つ、日本人唯一の総合格闘家でもある。

　伊澤は動画で、桜庭のジムへCOROと共に出稽古へ。2人とも桜庭とスパーリングを行い、グラップリングのスパーリングでは、まずCOROが開始早々足首を取られるなど”チンチン”に。依然衰えぬ強さを持つ桜庭だ。

　続いて伊澤も桜庭に向かったが、こちらも次々と腕、足を極められ、固められてしまう。伊澤も負けじと下からの三角を狙うも、すぐさま返され、流れるような動きで足を取られる。
　最後は背後から乗られ、喉元で自らの両手を交差されるプロレス技「極楽固め」をかけられ、なすすべもなく”ガチ稽古”は終わった。

　伊澤はスパー後「えぐい…強い」と”完敗”を認める。さらに「技じゃない、見えない所でのポイントの抑え方がやばい」と桜庭の達人レベルとも言えるコントロール技術に白旗を上げた。

　この動画は前後編に分かれており、後編は未アップだが「桜庭和志から必殺技を学ぶ」と予告されており、技術編が展開されるようだ。

　伊澤は7月に開幕したRIZINのスーパーアトム級GPでは、ブラジル柔術家にチョークで一本勝ちを収め、準決勝へ駒を進めている。桜庭直伝の技が、RIZINの舞台で爆発するか。

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