【RIZIN】堀口恭司、作戦無視しコーチから「何やってんだと怒られた」フライ級への転向も示唆
9月25日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.38』のメインイベント、RIZIN MMAルール61.0kgで、金太郎(パンクラス大阪稲垣組)に一本勝ちした堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が試合後インタビューに応じた。
1Rには金太郎の左ストレートをもらい、フラッシュダウンも喫した堀口。しかしその後はグラウンド戦へ持ち込み、2R開始直後にテイクダウンし、肩固めで一本勝ちを決めた。
堀口は2連敗からの勝利に「嬉しいですね」と笑顔も「ちょっとパンチももらってしまったので、もうちょっと自分の得意な組技とかに持っていけば良かったかな」と打撃戦にこだわりすぎたと反省。ATTコーチのマイク・ブラウンからも「何やってんだお前、もっと最初からテイクダウンに行けと怒られた」と言う。
元々、金太郎の打撃を警戒し、テイクダウンをとって寝技で決めるプランだったが「欲張っちゃって、打撃でいこうと」思ってのことだと言う。
もっとも金太郎の”堀口対策”も感じたと言う。堀口は「すごく自分の研究をしてきて、タックルにいきづらい戦い方をしてきましたね」と、タックルのやりにくさもあったようだ。
フラッシュダウンを喫した際は「一瞬だけ意識がなくなって、すぐに直りました。焦りとかは全くなかったです」と大勢に影響はなかったと言う。
今後については「負けてるので海外でやり返したいという気持ちがあります」と海外志向ながらも「でもRIZINに出てくれというのであれば、榊原さんが組んでくれると思います」とRIZINでも戦う可能性があるとする。
今後、海外で戦う際の階級は「今回も4kgくらいしか落としてなくて、もっと落とせるので階級を落としたいと思います」とフライ級への転向を視野に入れる。
その主戦場については「まだUFCのベルトも取っていない」としながらも「まずはしっかりと、ベラトールのベルトを巻きたいなと思っています」と語る。
堀口は先日の会見で「(ベラトールに)フライ級の階級を作ってほしい」と要望していたように、UFCとは違いベラトールに男子フライ級は存在しない。
今回の再起を糧に、ベラトールバンタム級でのリベンジ、そしてベルト奪還を狙うことになりそうだ。
▶次のページ:【動画】堀口の逃れられない肩固め!ダウンを喫したシーンも
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