【海外ムエタイ】福田海斗、ローグン戦中止で1階級上の現役王者と対戦決定=10.6ラジャダムナン
9月30日(金)ランシットスタジアムにて開催されるペッティンディー興行『スック ムエマンワンスック』メインイベントで予定されていた福田海斗(タイでのリングネーム=カイト・ウォーワンチャイ/キング・ムエ)vsローグン・ダーブランサラカーム(タイ)の一戦が、ローグンのコロナ感染により中止となった。
そのため、福田は10月6日(木)にラジャダムナンスタジアムで開催される『スックペッティンディー』メインイベントに出場となり、対戦相手はゴンチャイ・チャナイドンムアン(タイ)に決定した。
対戦相手のゴンチャイは、ブリラム出身の19歳で現オートーコースタジアムのフェザー級王者。出場試合は常にメインイベントと、特にワンソンチャイ系、ジットムアンノン系の興行を代表するトップ選手で、サウスポースタイルの旺盛なスタミナからの攻撃が続くファイタータイプだ。
2020年1月にラジャダムナンスタジアム115ポンド(スーパーフライ級)王座、同年9月に『ヨードムエ・ワンソンチャイ』122ポンド王座を獲得。9月4日の『ムエディーヴィーティータイ+ジットムアンノン』興行では、ベテランのアピワットと対戦し判定勝利を収め、オートーコースタジアム126ポンド(フェザー級)王座も戴冠している。
今回、元々の対戦相手だったローグンの代替選手を探していたが、福田と対戦できるレベルの対戦相手はなかなか見つからず、ペッティンディー系所属外のゴンチャイを招聘してメインイベントで対戦させるという、異例の事態となった。
この一報に、ムエタイ関係者も「それは本当か?これは凄い試合になるぞ、カイトもゴンチャイもハートが強いからどちらが倒れるか、“ノック マイノック”(倒すか倒されるか)の試合になる」と予想外のマッチメイクに興奮が収まらない様子だ。
1階級上の現役王者という強敵との対戦でペッティンディー系のプライドをかけた大一番という、業界も大注目の一戦。福田が大金星を挙げるか期待がかかる。
『スックペッティンディー』
2022年10月6日(木)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼第4試合メイン 123ポンド契約
ゴンチャイ・チャナイドンムアン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム115ポンド王者、元ヨードムエ・ワンソンチャイ122ポンド王者、現オートーコースタジアム126ポンド王者)
vs
カイト・ウォーワンチャイ(=福田海斗/キング・ムエ/ IMSA世界スーパーバンタム級王者、元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者、元True4Uスーパーフライ級&バンタム級王者、元WPMF世界フライ級王者)
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