【KNOCK OUT】ボクシングから帰還の元王者・鈴木宙樹「パンチで圧倒する」対する西岡蓮太も「パンチで倒せたら」と対抗
10月16日(日)後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.6』のKNOCK OUT-BLACK -64.0kg戦で対決する、元REBELS-BLACK -60kg王者・鈴木宙樹(ひろき/25=クロスポイント吉祥寺)と前シュートボクシング日本ライト級王者・西岡蓮太(23=龍生塾)の試合前インタビューが主催者から届いた。
【動画】これが”戦慄の右ストレート”!倒し屋・鈴木が秒殺KO勝利
鈴木宙樹は19年にREBELS60kg王座を戴冠し、キック13戦13勝(8KO)無敗のまま、昨年12月にボクシングへ転向した。デビュー戦で1R KO勝利するも、キックへの思い断ちがたく、今回復帰となる。
現在RIZINでもMMAファイターとして活躍する、現KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王者・鈴木千裕は実弟。
鈴木はカード発表会見時に「蹴りがまだ4割程度しか戻っていない。パンチで勝負したい」と語っており、試合2週間前を切った現在も「まだしっかり蹴れているという実感はない」と蹴り感を戻していないと言う。今回の試合は「パンチを中心に、そこでしっかり圧倒できるように組み立てていきたい」とボクシングで磨きをかけたパンチで勝負する。
ボクシング仕込みのパンチは「キックボクサーにはないパンチをこれからどんどん出せていくと思うので、そういう点ではいい意味で噛み合わない感じで攻撃が出せると思う。そこで圧力をかけて相手を呑み込めたら」と相手のリズムを狂わせるとする。
続けて「昔とはいい意味で全然違うし、西岡選手にとっては研究材料がない状態」と”新生”鈴木宙樹に西岡は戸惑うだろうとする。
最後に「これからの『KNOCK OUT』を引っ張るスター選手が現れる瞬間を見てもらいたい。『鈴木宙樹が戻ってきたぞ』と思ってもらえる試合をする」と意気込んだ。
対する西岡は18年にシュートボクシング日本ライト級王座を獲得。20年2月には[初代KNOCK OUT64kgトーナメント]に出場し優勝、初代タイトルを奪取した。しかし10月のRISE DoAトーナメント準決勝では、原口健飛に判定負け。左手首の手術でブランクを作った後、今年4月にSB王座の防衛戦を行ったが、SB二階級王者の笠原弘希にKO負けした。今回再起を狙う。
西岡は鈴木について「ボクシングに行く前から、もともとパンチはけっこううまかったと思うし、ボクシングも1戦しかしてないし、そこまで進化してるわけでもないやろな」と鈴木のボクシング経験については気に留めていない。
さらに「蹴りも隠されてるかもしれないんで、蹴りもちゃんと警戒する」と鈴木の「蹴りが戻っていない」発言はブラフかもしれないとも考えている。
それでもパンチ対決が予測されるが「僕もパンチの駆け引きが好きで、最後はパンチで倒せたらいいなと思うが、蹴りでも倒せるところがあるなら狙っていこう」とパンチにこだわりすぎることはない。
4月には手術明けの復帰戦でKO負けを喫し「『やっぱ戻ってなかったんやな』と実感した。一時期スランプみたいな感じになってた」と言うが「最近になってやっと休む前の感覚を取り戻した。今は誰にも負ける気はしない。この感覚をリングで試すのが楽しみ」と怪我前の強さを取り戻せたと自信を持つ。
今回は”帰還した主役扱いの元王者”の鈴木と当たり、完全に“敵役”だが「燃える要素しかない。あとはリング上でぶっ倒すだけ」と気を吐いた。
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