【ONE】王者・秋元皓貴が、初V戦に自信「この辺で倒せたらなと思います」日本人選手へ厳しめアドバイスも
11月19日(土)シンガポールで開催される『ONE 163』では、今年3月に日本人初のONE立ち技世界王者となったONEバンタム級キックボクシング世界王者・秋元皓貴(30=Evolve MMA)が初防衛戦を行う。初V戦に臨む秋元のインタビューが主催者を通じて届いた。
【動画】秋元の怒涛のパンチラッシュ!最強王者カピタンをメッタ撃ちに
秋元はJFKO第4回全日本優勝やWBCムエタイ日本フェザー級王者など、数々の実績を持つ天才ファイター。
19年1月からONEに参戦し、今年3月にルンピニー戴冠経験もある王者カピタン・ペッティンディーに挑戦すると、空手仕込みのローキックを効かせまくり、完勝とも言って良い内容で王者となった。
対するペッタノンは357戦のキャリアを持つベテランで、18年には中国最大規模の格闘技団体『武林風』にて-67kgの32人トーナメントで優勝。翌年の同トーナメントでも準優勝した強豪だ。
ONEには20年9月に参戦するも、カピタンに衝撃の6秒KO負けを喫する。しかし昨年9月には秋元とも2度戦ったジャン・チェンロンに勝利し再起した。
秋元はペッタノンについて「パワーがあり、キックボクシング慣れもしている」と評価しつつ「僕みたいなスタイルとはあまり試合をしたことがないのかなと思います。自分のスピードを活かしていければ、問題ないのかなと思います」と語る。
その理由として「僕は極真空手のスタイルと、ヨーロッパ系のキックボクシングスタイルと、今はムエタイのコーチにも教えてもらっています。ベースは今までのスタイルですけど、そこにムエタイの要素をちょっとずつ入れたりしています」と様々なスタイルを融合させていると言う。
続けて「格闘技を色々見ていると、どっか(のスタイル)に偏った選手って割と多いと思うんです。でも自分はそういう偏りがなくて、色々なスタイルが混ざっているので、そういう意味では相手にとってはやりにくいのでは、と思います」と自分の唯一無二スタイルに自信を持つ。
秋元はONEで6戦し5勝しているが、未だKO勝利が無い。今回は「パンチとかもシャープになってきていると思いますし、パワーもついてきている実感があるので、この辺で倒せたらなと思います」とKO防衛を狙う。
最後にこれからONEスーパーシリーズを目指す選手に向けて一言、と問われると「日本人の選手は、テクニックに全振りの選手が多い。技術はあるけどちょっとパワーが足りてない。オフェンスは良いけどディフェンスがちょっとという選手が割と多いので、フィジカルを鍛えないと海外の選手には勝てないと思うので、ディフェンス、攻撃をもらわないということ」とパワーとディフェンス力が必要と語る。
さらに「あと一番はメンタル。海外のすごい強い選手、聞いただけでビビっちゃう選手とか、そういう選手は最終的に勝てないと思うので、メンタルもしっかりと鍛えてこないといけないのかなと思います」と気持ちで負けないことが大事だとアドバイスした。
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