【K-1】フェザー級王者・軍司泰斗、年内最終戦は“中国の武尊”ワン・ジュングァン＝12.3大阪

2022/10/14（金）UP
（最終更新：2022/10/14 18:50）

　12月3日（土）エディオンアリーナ大阪にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の第1弾対戦カード発表会見が14日、都内で行われた。
　昨年12月の大阪大会で椿原龍矢を破り第5代K-1 WORLD GPフェザー級王座を戴冠、王者として臨んだ今年8月のフェザー級世界最強決定トーナメントも制した軍司泰斗（K-1ジム総本部チームペガサス）がノンタイトル戦で、中国のワン・ジュングァン（天津阿福ファイトクラブ/CFP）と対戦する。

【動画】軍司の連打で斗麗が崩れ落ちる瞬間＝トーナメント決勝戦

　ワンは軍司も出場した8月の世界最強トーナメントに出場し、一回戦で新美貴士を判定で退けるも準決勝で斗麗に敗退、軍司との対戦はならなかった。“中国の武尊”とも呼ばれるファイトスタイルで、過去にはEnfusion-57kg級世界王者（19年8月）になっているほか、本家・武尊とも17年9月に激闘を繰り広げている（ワンの判定負け）。

　新たな試合の決まった軍司は「去年の12月に大阪大会でチャンピオンになってからちょうど1年で、また12月の大阪大会、すごくいい機会かなっていうのもありますし、ワン・ジュングァン選手は武尊選手も倒せなかった強い選手だと思うので、その選手にKOで勝ちたいと思ってます」と意気込みをコメント。

　王座を戴冠、トーナメントも制し最強を証明した軍司だが、それに飽き足らず「8月の試合でいい結果を残して、みんなすごい倒すところを期待してると思うので、期待に応えるよう、ここでしっかり勝ってこそスターへの道かなと思ってます」とタフなワンを相手にKO決着に意欲を見せた。

　3試合の過酷なワンデートーナメントを戦い抜いた軍司だが、「怪我もなく順調に練習は進んでいる」と言い、「倒す気しかない」「タフさのある外国人を早い段階で倒すのを目標にやっている」と力を込める。

　一方、会見は欠席となったワンだが、「大阪大会で再びK-1に出場できることを光栄に思います。対戦相手はK-1チャンピオンの軍司選手ですが、自分を信じて欠点を克服し、この試合のために十分なトレーニングを積んでいきます。ぜひ私を応援してください」と意気込みを寄せた。

「今年最後の試合だと思うので、いい形で終わって来年はさらなる強豪とやりたいので、それに向けてちゃんとここでKOするのがベストかなと思います」と軍司。

“中国の武尊”をKOし、来年に待つさらなる強豪との戦いへ進むことができるか。

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