【RISE】激闘から一夜明け、各選手が次なる決戦へ=10.15勝者コメント
昨日行われたキックボクシングイベント『RISE WORLD SERIES 2022』の一夜明け会見が16日に都内にて行われた。メインイベントRISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチで風音を破り、王座を防衛した大﨑一貴(OISHI GYM)をはじめ、激闘を制した選手が登壇した。
【フォト】大﨑一貴、コリンズ、チャンヒョンなど、激闘名場面10枚
同大会はオープニングファイトから激闘の連続で、会場のテンションはイベントスタートから高かった。最高に盛り上がったのは白鳥大珠vsYA-MANとなったが、第1試合の那須川龍心vs吉田亮汰朗から始まり、小川翔vsKENTA、花岡竜vs翼、大雅vs奥平将太、山川賢誠vs安本晴翔、志朗vs大﨑孔稀、宮﨑小雪vsペットルークオン・サーリージム、直樹vsチャド・コリンズ、チャンヒョン・リーvs中村寛、そしてメインの大﨑一貴vs風音まで、ファンを魅了する内容となった。
以下、勝者の主なコメント。
■大﨑一貴
「いろいろあったんですけど、勝ててほっとしています。ここに、こうして来ているのが風音選手のおかげだと思っています。この試合に勝つことができて、53kgのトップを証明できたと思っています。次は、世界とやりたいです。(日本が世界に負けている状況について)本当に世界は強い選手ばかりで、その世界の中で勝っていきたいと思っています。とくに今後は、世界とやっていきたいですね。この階級はタイ人選手で強い選手が多いので、そうした選手と戦っていきたいです。僕だったらやれると思っています。挑戦して勝ち続けて上に行って世界のベルトを巻きたいです」
■チャド・コリンズ
「直樹との試合で、1Rはプレッシャーをかけて戦いました。その中で直樹がいいパンチをボディへ打ってきて、ウっとなりました(笑)。今回で2人のRISEチャンピオンに勝てたので満足しています。(今後は?)ベストが63.5kgなので、そこを狙いたいです。素晴らしい選手がたくさんいるので、原口健飛選手、白鳥大珠選手とやりたいです。(12月25日の大会出場の可能性について)11月26日にWBCタイトルマッチを行う予定がありますので、終わってみないと分かりません。でも、オファーをもらっていますので、ノーとは言えません。実は、父親がパーキンソン病で苦しんでいて、状態がよくないんです。このことを父に相談すると、試合をして来いと言ってくると思いますが、どのくらい生きられるか分からないので、家族と相談してから決めたいと思います」
■チャンヒョン・リー
「昨日は久しぶりに大きな試合だったんですが、中村寛選手に勝てて嬉しく思います。1Rは速いスピード、速さで戸惑いました。でも、自分が立てた戦略で戦い勝つことができました。今後は、階級を上げることもOKです。60kgに挑戦も考えています。この階級は、私が大好きだった山本真弘選手、山本元気選手などがいた階級なので思い入れがあります。(のび太君キャラについて)見慣れたキャラクターを名付けてくれて、中村選手に感謝しています。強くてカッコいいより、みんなに近いキャラクターの方が親しみがあっていいと思います」
■安本晴翔
「昨日は応援ありがとうございました。前回はKOできなくてノーコンテストに終わっているので、KOできてよかった。自分の映像を見て、いいハイキックが入って、全体的によかったです。僕は今すぐにでも、ベルトをかけて試合がしたいです」
■志朗
「激しい攻防の中で、うまさも見せられたと思います。もっと強くなれる自信がつきました。1R目は、相手の得意なリズムもあって、うまさを出しながらも行けるなと思ったんですけど、この先、海外の選手と戦うためにはこのままでいけないなと思い、2Rから行こうとして考えすぎてしまいました。それで、3R目から攻めていった感じでした」
■宮﨑小雪
「初の国際戦で、勝てたのは良かったと思いましたが、内容には全然、満足していないので、これからがんばっていきたいと思います。対策してきたことが出せて良かったんですが、3Rは行けると思って雑になってしまいました。精神面をコントロールしないといけないなと思いました。前後の動きで誘い出して合わせていくのが作戦でした。グローブが6オンスから4オンスになったこともあり、少しずつダウンを取れる選手になれたらいいなと思いました」
■大雅
「もっといい形でアピールしたかったので悔しいです。僕はベルトを獲りに行くことしか考えていないので、次は上位ランカーとやらせてもらえたらと思います。メンタルがダメでした。次の試合は、メンタルを作り直してがんばろうと思います。一馬選手と試合を組んでもらえたら嬉しいです」
■翼
「昨日はバッティングの負傷判定で不完全燃焼はあったと思いますが、今後はランキングも上がると思いますので、上の選手に絡んでいきたいです。テクニック、スピードが花岡選手はあったので、自分のフィジカルを生かして前へ出て潰すようにしました。自分の技術不足があるので、そこを磨いていきたいです。次は憧れている江幡兄弟と戦いたいです」
■小川翔
「KENTA選手はタフだったので判定まで行ってしまいました。上位ランカー、タイトルマッチをやりたいなと思います。会長の作戦通りに動けたことは良かったですが、倒し切れなかった点を修正します」
■那須川龍心
「圧勝、圧倒はできたんですけど、求められているのはKOだと思います。KOできるようにがんばります。今回はいろいろな技を考えて試せたのが良かったですが、決定力、倒し切ることができなかったのが反省点です。次はタイトルに絡めるような相手と戦いたいです」
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