【RIZIN】復活勝利を目指す矢地祐介、未知の強豪アレンに「勝負しにいく」と決意
10月23日(日)マリンメッセ福岡にて開催される『RIZIN.39』の[RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)]で対戦する、矢地祐介(フリー)とボイド・アレン(南アフリカ)が21日に個別インタビューに応じた。
“対世界”を見据える矢地にとって今回は特に落とせない一戦だ。昨年に川名TENCHO雄生、武田光司に勝利と国内王者に連勝したが、大晦日にRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザに一本負け。今年4月にグスタボにTKO負けと連敗している。
矢地は対戦相手で未知の強豪アレンの印象について「よく分からない。映像を見ると打撃のストライカータイプだと思っていたが、でも戦績を見ると一本勝ちが多かったりして、本当に読めない。トータルできるんだろうなと思う」と難敵と評価。
その一方で「相手に合わせてしまうところが自分の弱点。今回は自分のやりたいことをドンドン出して、自分の攻撃ややりたいことを押し付けるような試合展開にしたい」といい、続けて「シンプルに前に出て戦う。下がらない、勝負をしにいく。これが僕の課題。それができないと、この先が見えてこない」と世界に挑戦する自分の課題クリアの戦いでもあることを強調した。
最近の自分の戦いを、グスタボなどの強豪と戦うようになってから相手を“見過ぎ”てしまい後手に回るようになったと自己分析する矢地。その改善として「日頃の練習から勝負しにいく。そのことを常に頭において練習しています。急には変われないが、以前よりは良くなった」と手応えは感じているようだ。
対するアレンは南アフリカMMA団体『EFC』の元フェザー級王者。MMAとボクシングの二刀流で、過去16勝11フィニッシュと決定力のある選手だ。
矢地の印象を「試合を見た感じではストライカーで非常にオールラウンダーな感じ。フィニッシュするのは難しそうだ。タフでやりにくい相手だと思う」と警戒。「これまで戦ってきた中でも、間違いなくトップ選手のレベルだ。私はこれまでUFCなど世界で活躍する選手と戦ってきた。矢地に対し過小評価はなく、むしろそれ以上の選手かもしれないと思っている」と語った。
自身については「総合力を見せたい。とてもエキサイティングなファイターでボクシングも寝技の対応力も持っている」とアピール。プロボクシング6勝の実績と共に得意とする寝技については「相手のバックに回ってリアネイキッドチョークを極めるのが得意。ギロチンだったり腕十字、足関節も行ける」と自信を見せた。
果たして、未知の強豪を相手に矢地は復活の勝利を手にするのか、それともRIZINタイトル戦線に絡みたいと野心を語るアレンの踏み台にされてしまうのか。
▶︎次ページは【動画】矢地が豪腕フックでクルックシャンクをKOした瞬間!
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