【RIZIN】榊原代表が”三角絞め”新王者のクレベルを評価、大晦日へ朝倉未来などカードへの期待
23日開催の『RIZIN.39』(マリンメッセ福岡)のフェザー級タイトルマッチでは、王者・牛久絢太郎(K-Clann)にクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が電光石火の三角絞めによる7試合連続一本勝ちで新王者となった。
試合後、RIZIN榊原代表が囲み取材に応じ、このタイトル戦のこと、そして大晦日に向け、クレベルを中心に朝倉未来などフェザー級戦線について語った。
榊原代表は「タイトルマッチは牛久が有利という声が後半すごく強くなっていた。体調も準備もしっかりできていて、王者であることの自覚、こだわりなどがしっかりいい形で整って、年齢的にも牛久選手が意外に王者としての強さを見せつけて、挑戦者クレベル選手を一蹴するのかな、とも思ったが、クレベルの強さ。クレベルにとってもRIZINでベルトを目指してチャレンジする中、紆余曲折あったが、素晴らしいパフォーマンスだった」と評価。ライト級(ホベルト・サトシ・ソウザ)、フェザー級とボンサイ柔術の2人がチャンピオンに君臨することになったが、注目されるフェザー級で王者になったクレベルにさらに磨いて欲しいとも語った。
また、1RでTKO勝ちを見せた同級の中原由貴(なかはら・よしき=マッハ道場)については「際立った強さを見せた。ONEでも4戦3勝していて、実力がある選手。他のファイターに聞いても、本当に強いという評判はあるので。彼の本当の強さは外国人選手とやることによって見えてくるかなと思っています」と評価。
海外の同級の強豪ではヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)がいる。昨年6月にイエローカードも響き斎藤裕に2-1で惜敗したが、以降2連勝中だ。今回中原と対戦予定だったが、ヘルニアで欠場となった。
「ケラモフも怪我さえ治れば、大晦日に向けて空けた穴を埋めたいということで、スタンバイしてくると思います。ケラモフvs中原由貴というようなカードで、彼(中原)が海外の強豪とやると、その奥深さ、テクニックを見てもらえる。骨のある選手をしっかり用意したい」と語った。
そして注目されるのが朝倉未来だ。朝倉は昨年クレベルに負けておりリベンジも狙っている。クレベルが王者になったことで、一般的には再戦はタイトルマッチが望まれる。朝倉は30歳で引退を口にしており、それが本当であれば、31歳になるまで残り9ヶ月しかない。
榊原代表は「クレベル選手と牛久選手の試合は朝倉未来選手も見ていることだと思うので、彼がどう感想を持ったのか意見も聞きたいと思うし、未来を軸に回るわけでもない。大晦日は大晦日らしいパンチの効いたカードでいくのもよし、数日待っていただいて、いろんな発表をした後で、年末に向けたトップアスリートたちのカードの方向性をアナウンスさせていただきたいと思っています」と語った。
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