【RIZIN】鈴木千裕、平本蓮との再戦は拒否「大嫌いなんで、戦う必要ない」足関十段・今成には「折られる覚悟でいった」

2022/11/06（日）UP
（最終更新：2022/11/06 22:44）

　11月6日（日）愛知・ドルフィンズアリーナで開催された『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』の［セミファイナル（第10試合）RIZIN MMAルール（66.0kg）5分3R］で、今成正和（今成柔術）に判定勝利した鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）が試合後インタビューに応じた。

【動画】鈴木が絡みつく”妖怪足極め”今成にサッカーボールキック！

　鈴木は摩嶋一整の負傷欠場を受け、今回急遽参戦。今成の再度のイマナリロールに、踏みつけやキック、パンチの連打で対抗。スタンドでも徹底したディフェンスと、打撃を当て続け判定勝利した。

　鈴木は「試練の時だと思った。急に試合が決まり、短期間で調整し、勝つというのが今後の格闘技人生ですごく必要なものだった。試合を受けて大正解」と胸を張る。

　今成は”足関十段”とも言われる足関節の達人だ。一発で足を破壊されるリスクもあったが、鈴木は「逃げないことを目標に決めていた。相手の目をしっかり見て、そらさない。折られる覚悟でいった」と逃げることなく自分から攻めたと語る。

　2Rには踏みつけにいって足を取られた。鈴木は「めちゃめちゃ痛かった、バキっといったし。折れると思ったけど、蹴れるし殴れるし動かせるものがいっぱいある。リスクをかけて勝利を手に入れた」とこの1勝には大きな価値があると誇る。
　さらに「今成選手の必殺技を正面から受けたかった。今後大事な所で今成選手みたいな選手が来たとしても、自信を持って戦える」と大きな経験値になったと言う。

　この日のメインでは平本蓮が弥益ドミネーター聡志に判定勝利の金星を挙げた。
　大晦日の相手候補に、平本蓮は入ってくるかと問われると、今年3月に平本に勝利している鈴木は「戦う必要ないですね。僕が勝っているので」とバッサリ。

　さらに「僕嫌いなんで」と嫌悪感をあらわにする。続けて「大嫌いなんで。ああいう試合前になるとヒールで、試合の時だけ正々堂々やりましょうとか。僕の性に合わないんで」と顔を歪めた。
　もっとも「あっちが上がってきて、やらざるを得ない状況になればやると思うけれど、僕とやるなら倒さなきゃいけない選手がいるんじゃないか」と今は戦いたくないと拒絶の姿勢を示した。

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