猪木さん追悼興行にジョシュ・バーネットとイゴール・タナベが参戦決定、⼩川直也が「令和猪木軍」総監督に=12.28両国
12月28日(水)東京・両国国技館で開催される『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国』に、ジョシュ・バーネットとイゴール・タナベの参戦が決定した。
同大会は今年10月1日に死去したアントニオ猪木さんを追悼するため、IGFと巌流島がタッグを組み行われる。
コンセプトは“過去のレガシーで未来を⾒せる“で、猪⽊さんの闘魂を受け継ぐ若⼿中⼼の「令和猪⽊軍」を結成し、世界の未知の格闘技と「異種格闘技戦」の対抗戦を計画。これは2001年の同⼤会で紅⽩歌合戦の裏で15%の⾼視聴率を叩き出した「猪⽊軍vsK-1最強軍」の復活だ。
この対抗戦に、猪⽊さんとの縁が深い、PRIDEヘビー級四天王として活躍したジョシュ・バーネットの電撃参戦が決定。
ジョシュはアントニオ猪⽊とカール・ゴッチを師として仰ぐだけに「我が師、猪⽊さんのためにも、どうしても出たい!」と、今回の参戦を希望し「新しいことにチャレンジしたいので、巌流島ルールでもOK!」と申し出ているという。ジョシュは「猪⽊軍のキャプテン」的存在として期待される。
もう1人の参戦決定選手であるイゴール・タナベは、『INOKI BOM-BA-YE』の第1回⼤会が開かれた2000年⽣まれの23歳。⽇系ブラジル⼈で⾝⻑184センチ、体重90キロの体格を持ち、柔術界では「⽇本最強の⿊帯」と呼ばれるほどの実⼒者だ。
3年連続全⽇本ブラジリアン柔術⽇本⼀、またノーギでも2年連続でゴールドメダリストに輝いており、さらにヨーロピアンやパンアメリカン、ムンジアルなどのメジャー柔術トーナメント優勝など、常に上位3位に⼊るという快挙を成し遂げている。
同大会はそもそも猪⽊さんが亡くなったから開催するのではなく、⽣前の猪⽊さんに元気を出してもらおうと今年の年末に復活させようとしていたものだったが、イゴールのことは⽣前の猪⽊さんが⽬を輝かせて可能性を絶賛していたという。
イゴールは⽣前の猪⽊さんにこそ会えなかったものの、追悼イベントで「猪⽊軍」に⼊り、本格的にプロのMMAファイターになろうと決⼼。今後はRIZINやUFCなどのメジャー進出を目指していく。
また、元UFC世界ライトヘビー級王者のリョート・マチダからも参戦の意思表⽰があったが、ベラトール等の契約で⾒送りとなった。
なお「令和猪⽊軍」総監督には、猪木さんの晩年の⼀番弟⼦・⼩川直也が就任。軍団メンバーには多くのファイターが名乗りを上げているが、⼩川がこだわっているのはやはり”ヘビー級”だという。
対抗戦は7試合から9試合を予定。今後どのようなメンバーが参戦となるのか、目が離せなくなりそうだ。
<出場決定選手>
ジョシュ・バーネット
イゴール・タナベ
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