【訃報】UFC活躍のアンソニー・ジョンソンが38歳で死去、免疫系の難病に倒れる
元UFCライトヘビー級1位アンソニー・ジョンソン(アメリカ)が、13日(日本時間14日)38歳で死去したことを契約していたMMA団体ベラトールが発表した。死因は不明だが、米ヤフースポーツ他、複数の海外メディアは、免疫系のまれな病気、また血球貪食性リンパ組織球症による臓器不全とも発表している。
【フォト】追悼、ジョンソンの試合とマッスル計量、最後の試合のKO動画も
ジョンソンは類まれなるフィジカルを武器とし、衝撃KOを連発した”モンスター。
UFCライトヘビー級で活躍し、王座獲得は逃したものの、当時の同級王者ダニエル・コーミエ(米)とのタイトル戦に2度も挑戦した。2度目の17年4月の対戦で、コーミエに一本負けを喫した後、現役引退を宣言。
その後ベラトールと契約し、ライトヘビー級ワールドグランプリに参戦。昨年5月の一回戦でTKO勝利したが、原因不明の病気のため準決勝戦を辞退。これが最後の試合となった。
昨年9月からジョンソンは自身のインスタグラムで闘病中であることを公開。今年春には良好の兆しが見えたとも書いていたが、今月初頭、彼のマネージャーが体調悪化していると知らせていた。
死因は明らかにされていないが、海外報道では非ホジキンリンパ腫と血球貪食性リンパ組織球症による臓器不全と書かれている。
UFC王座を懸け2度戦ったコーミエはSNSで「多くの人に恐怖を与えたジョンソンは、思いやりのある人だった。本当に惜しまれ、人生は公平ではないように思える。兄弟よ、安らかに眠ってほしい」と弔意を捧げている。
多くの人を熱狂させたジョンソンの冥福を祈りたい。
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