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【K-1】初代バンタム級王座決定Tへ、石井一成「18年ごしの夢叶える」参戦8名が意気込み

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2022/12/02(金)UP

初代バンタム級王座決定Tが開催、(左から)池田、アボモ、石井、ボルケス(中央)中村P(右から)ババヤン、壬生狼、ヨーシラー、黒田

 12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量が2日(金)大阪府内にて行われ、「K-1 WORLD GP 初代バンタム級王座決定トーナメント」に出場する全10選手(リザーブマッチ含む)が引き締まったボディで計量パスした。

【フォト】計量写真と計量結果

 これまでは武尊や武居由樹らがベルトを巻いたスーパー・バンタム級(-55㎏)を最軽量として、興行を開催してきた新生K-1。今大会で新たにバンタム級(-53㎏)王者が決まり、K-1最軽量級“最強”の称号を手にする。その座を争うにふさわしい選手たちが招集された。

意気込みを語る石井一成

 優勝候補筆頭の石井一成(日本/ウォー・ワンチャイプロモーション)は、押しも押されぬムエタイトップファイター。これまで獲得したベルトは8本で、昨年の8月にK-1へ電撃参戦(藤田和希にKO勝ち)。2戦目で王座戴冠に手をかけた。

 石井は「明日は18年前に思い描いた夢を果たすために、18年やってきたことを全て出し切って夢を叶えたい。チャレンジャーとしてK-1に臨みたいです」とコメント。幼き頃、TVで見たK-1の魔裟斗に憧れ、格闘技を始めた石井。念願のK-1王座戴冠へ、並々ならぬ決意を述べていた。

(左から)トーナメント出場の池田幸司、石井一成、黒田斗真、壬生狼一輝

「K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」優勝の黒田斗真(日本/K-1ジム心斎橋チームレパード)も優勝候補の一角。「遂に明日かという感じで、誰が何を言ってもやるだけなので、最後まで行き切りたい」と短く意気込み。昨年に過酷なワンデートーナメントを制したことは、アドバンテージだろう。

 現役Krushバンタム級王者・池田幸司(日本/ReBORN経堂)は直近4連勝を飾り、勢いそのままトーナメントに参戦する。「全ての生活をささげて最高のコンディションを持ってきました。明日は全試合KOして、僕が勝ち切ります」と宣言。21年のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントでは、黒田にプロキャリア初のKO負けを喫しているだけに雪辱を果たすべく、気合十分だった。

黒田(左)は現在16連勝中・約3年間無敗のムエタイ強豪ヨーシラー(右)と対戦する

 記者会見でのパフォーマンスで注目を集める壬生狼一輝(日本/力道場静岡)も参戦する。今回は練習場所の静岡からヒッチハイクで来たというファッションで登場し「壬生狼の常識、非常識。やる気、元気、一輝! わしは格闘ホームレスじゃ。全部失ったけ、このトーナメントで全部かっさらう」と元気にコメント。

 海外からはムエタイで現在16連勝中・約3年間無敗のオムノーイスタジアムバンタム級王者ヨーシラー・チョー.ハーパヤック(タイ)も参戦する。「初参戦ですが、明日はベストを尽くします」と述べ、過去に1階級上でK-1参戦経験のあるサンベル・ババヤン(アルメニア)は「明日は53kgのチャンピオンベルトをスペインに持ち帰ります」とベスト階級に戻しての久しぶりの登場に自信を見せていた。

 強豪揃いのトーナメントを制して、黄金のベルトを巻くのは誰か。

▶︎次ページは【フォト】計量写真と計量結果

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