生まれつき両脚のない米国人男性、なんと総合格闘技デビュー戦で勝利!世界的な話題に
生まれつき両脚のない米国人男性のザイオン・クラーク(25)が、今月17日(日本時間18日)に総合格闘技(MMA)の試合に初挑戦し、何と勝利を収めた。この試合については、米国メディア「FOX TV」など多くの海外メディアが報道し、世界的な話題となった。
オハイオ州出身のザイオンは筋骨隆々のマッスルボディを持つ青年。しかし、下半身の脊椎の発達が損なわれるという遺伝子疾患(尾部退行症候群)のため、生まれつき両脚がない。
“No Excuses(意味:言い訳はしない)”を信条に数々の挑戦を重ねてきたザイオン。高校、大学時代はレスリングで活躍し、両手を使用したボックスジャンプ、両手を菱形に組んで行う腕立て伏せ、両手だけの20m走と、3つのギネス世界記録を保持。近い将来は、2024年のパリ五輪・パラリンピックでは、五輪でレスリング、パラで車椅子レースでの米国代表出場を狙うなど、文字通り障害を乗り越えた驚きのトップアスリートなのだ。
そのザイオンが週末に米国サンディエゴ州で開催のMMAイベント「Gladiator Challenge」でキャリア4戦のユージン・マレーと対戦。得意のレスリングで果敢にタックルを仕掛け、何度もテイクダウンを奪う。判定は30-27と全てのラウンドをザイオンが取り完勝した。
人間の可能性に限界がないことを証明したザイオン。夢はUFCとファイターと公言しているが、今後の動向にも注目したい。
▶︎次ページは【フォト&動画】“両脚のない”ザイオンが高速タックルで倒す!驚きのMMAデビュー戦映像
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