【RIZIN】伊澤星花、大晦日決戦で「派手に戦い、極めて勝ちたい」と意欲、パクとの打撃戦も視野に
12月31日(土)さいたまスーパアリーナで開催される『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』の[RIZINWORLD GP2022スーパーアトム級トーナメント決勝]にて、パク・シウ(31=KRAZY BEE)と対戦する、同級王者の伊澤星花(25=フリー)が20日に公開練習を行なった。
伊澤は公開練習で1分間のミット打ちを行い、キレのあるワンツー、ヒザ、ミドルを軽快なリズムで繰り出し、現在もコンディションも「いつもどおり万全」と笑顔を見せた。
今回の戦いのテーマを問われると「大晦日なので派手に戦いたい」と一言。
その意味を尋ねると「やはり大晦日なのと、今回(大会に)ベラトールとの対抗戦もあって、その中で普通の試合をしていたら埋もれてしまう。その中で女子の試合のレベルの高さや、打撃が強いパク・シウ選手を相手に、打撃でもレベルの高い攻防を見せたい」と“打撃戦”も厭わない構え。
特に寝技を得意とする伊澤が、“派手な試合を行う”ために、ストライカーのパクとの打撃戦はリスクがあると思うが、“足を止めて打ち合うまでのイメージはあるのか”の問いには「それは危ない」と笑顔。やはりそこまでは深追いはしないようだ。
しかし、足を使いながら自分の打撃で「ここ(パクが得意とするスタンド)も圧倒できれば」とニヤリ。「最後は極めて勝ちたい」と、これまでトーナメント2戦全て一本勝ちしてきただけに、一本へのこだわりを見せた。
さらに、寝技の展開ではセオリー通りだけでなく意表を突いたクリエイティブな動きを見せ観客を魅力してきた伊澤だが、サプライズな極めはあるかと質問すると「見せたことない技で勝てたらいいなと思う。何個かは準備している」と自信を見せた。
伊澤と言えばその戦いはもちろんだが、コスチュームや髪色を試合に合わせて変えることもファンの注目を集めている。そして、今回のテーマカラーはゴールドだ。その心は「ゴールドはなかなか着る機会がない。今回はトーナメント(決勝)で、自分自身がスーパーアトム級のチャンピオン。(特別なので)ここはゴールドで行こうと思った」という。
昨年10月の「DEEP 104 IMPACT」にて対戦した伊澤とパク。その時は判定3-0で伊澤が勝利したが、両者共にこの1年間で大きな成長を遂げている。大晦日、勝利者として手が上がるのは、金色に輝く女王・伊澤か、雪辱の赤い炎で燃えるパクか、注目だ。
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