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明日の猪木追悼興行で柴田勝頼がメイン抜擢「いつ何時やるしかない」、元UFCトム・ローラーと対戦=前日会見

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2022/12/27(火)UP

柴田(左)はUFC経験のレスラー・ローラー(右)と対戦する

 12月28日(水)東京・両国国技館で開催される『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』の前日会見が、都内ホテルにて行われた。メインイベントは、猪木さんが創設した新日本プロレス所属のプロレスラー・柴田勝頼が、UFCなどMMA参戦経験も持つプロレスラーのトム・ローラー(アメリカ)と対戦する。
 これまでの会見では、純粋なプロレスラーの出場が発表されなかったことで「令和猪⽊軍」総監督の小川直也が激怒して話題となっていたが、プロレスラーの柴田に明日の大トリが託されている。

【フォト】ローラーが猪木-マサ斎藤お宝フィギュア公開、柴田勝頼の過去のMMA試合、緊迫のフェイスオフ、全員集合写真

 会見に臨んだ柴田は、「明日はしっかりとアントニオ猪木を弔わせていただきたいと思います。以上」と気合い十分に語った。言葉数は少ないものの、胸に秘める闘志を感じさせるに十分だった。

明日のメインで気合いを入れる柴田

 対するローラーは、アントニオ猪木とマサ斎藤の巌流島対決の記念フィギュアを持参して、アントニオ猪木への思いや情熱を長時間に渡ってスピーチした。そして、明日の決戦へ向けて柴田と健闘を誓い合い、準備が整っていることをアピールして笑顔を見せた。

 柴田はメインイベントに抜擢された決意を聞かれると、「試合順については、いつ何時、やるしかないという感じです」とアントニオ猪木の「いつ何時、誰とでも戦う」のフレーズを使って決意を表明した。

 柴田は98年に新日本プロレスへ入門し、NEVER無差別級王座、IWGPタッグ王座、ブリティッシュヘビー級王座を獲得、NEW JAPAN CUP 2017で優勝するなど活躍。03年にはK-1ファイターの天田ヒロミとキックルールで対戦、04年には武蔵と異種格闘技ルールで戦った。05年以降は『Dynamite!!』や『DREAM』などでMMAにも参戦し、桜庭和志、秋山成勲、桜井“マッハ”速人、石井慧ら強豪と戦った経験も持つ。

 対するトム・ローラーは07年に総合格闘家としてプロデビュー、08年からはUFCにも出場し、前戦は昨年6月の『PFL』で判定勝利を収めている。MMA戦績は11勝8敗。MMAと並行して17年からプロレスラーとしても活動し、20年より新日本プロレスに参戦、その翌年には初代NJPW STRONG無差別級王者に輝いた。

 明日のこの試合は、新日本プロレス提供試合として「頭部への攻撃を禁止したUWFルール」で行われる。猪木追悼興行の最後は、どんな結末が待っているのだろうか。

▶次ページは、【フォト】ローラーが猪木-マサ斎藤お宝フィギュア公開、柴田勝頼の過去のMMA試合、緊迫のフェイスオフ、全員集合写真

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