【RIZIN】逆転KOの鈴木千裕、“紙一重”の勝利だったことを告白「天運が僕についた」
12月31日(土)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.40』の[RIZIN MMAルール(66.0kg)5分3R]で中原由貴に逆転KO勝利を飾ったし鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が、試合後インタビューに応じた。
【動画&フォト】紙一重だった逆転KO劇!鈴木が中原をマットに沈めた瞬間
鈴木は、中原にテイクダウンや投げ技、パンチで攻め込まれピンチの場面もあったが、打ち合いの中で右を当てて劇的な逆転KO勝ちを収めた。鈴木は勝利マイクで「やっぱり格闘技は勝たないとダメなんですよ。来年、タイトルマッチに挑戦させてください。まだ早いっていうのならば、相応しい相手と戦って勝ちます」とアピールした。
コメントブースに現れた鈴木は、「大晦日、絶対KOすると言っていたので有言実行できて嬉しいです」と声を弾ませた。
KOとなった場面について「感触があった。効いたなというのが分かりました。それまでにパンチが当たって、流れが変わったなと思ったところで倒せたのでチームに感謝ですね」と振り返った。
結果的には鈴木のKO勝ちとなったが、「強かったです。半端ない。ワンツーは見えなかった。一番、打撃が見えなかったです。速くて重くて、見えなかった。そんな中で動いて当たった。今日は、僕が当たった。天運が僕についただけ」と紙一重の勝利だったことを明かした。
一方の中原も試合後、「組んで行こうと思っていたんですけど、予想以上にパンチが当たってしまい行き過ぎました」とKOされた場面を悔しがった。
鈴木は、右、左、右でKOしたが、思い切って打ち合いの勝負したことが勝利を呼び込むことになったのだろう。
これで5連勝。来年は3月5日にKNOCKOUTのビッグイベントが控えているが鈴木は、「僕も出ると思う。木村ミノル? もしもMMAをやりたいのならば倒すべき人がいるんじゃないのって思いますが、キックボクシングならば話は別。KNOCKOUTを見下すやつは全員KOします」とあくまでも二刀流を貫くという。
2023年は、鈴木千裕のRIZINタイトル挑戦は見られるのだろうか。
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