【RIZIN】“丸坊主”所英男が涙のKO負け「ここまで愛おしい日々でした」＝試合後インタビュー

2023/01/01（日）UP
（最終更新：2023/01/01 08:23）

　12月31日（土）さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.40』の[RIZIN MMAルールフライ級（57kg）]で元UFC強豪のジョン・ドッドソン（アメリカ/JACKSON-WINK MMA）にKO負けを喫した所英男（リバーサルジム武蔵小杉）が、試合後インタビューに応じた。

【フォト】所ダウン！ドッドソンの強烈パウンドでKOされる瞬間

　気持ちの整理がつかないままコメントブースに現れた所は、「悔しい思いで一杯です。予想通り強かったです。スピードも速かったし、そこに対応できるスキルが足りなかったです」と肩を落とした。

　試合を振り返り「距離を詰められたら、自分が動かないといけない。自分の悪いパターンが出ましたね。そうなったのは、相手が強かったからです」と反省した。

　減量苦が影響したのかと聞かれると、「地に足がついていない感じでしたが、それは減量とは関係ないです」と所。セコンドからは“詰められて待っていた”とダメだった部分を指摘されたという。これまでの練習を振り返り、「苦しかったけど、ここまで愛おしい日々でした」と涙を浮かべた。

　45歳の所には年齢的にも引退の二文字が常に浮かぶが、「冷静ではないので、落ち着いてから考えます。またこうやって試合を組んでいただけたら、ありがたいですが、まずはゆっくりします。早く、この恥ずかしい思いから脱却したいです」と現役続行には前向きではあるという。だが「負けて、すぐに次とは言えない」と複雑そうな表情を浮かべた所。はたして彼の“NEXT”は、いつやってくるのだろうか。

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