【RIZIN】クレベル、パトリシオに敗北も「これで終わりではない、チームRIZINは強くなる」平本蓮には条件提示
12月31日(土)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.40』の[RIZINvs.Bellator 全面対抗戦RIZIN MMAルール5分3R(66.0kg)]でパトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)に判定負けを喫したRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が、試合後インタビューに応じた。
クレベルはBellator 史上3番目となる2階級制覇王者(ライト級&フェザー級)のパトリシオに対して、最後まで勇敢に戦った。得意の三角絞めの体勢に入ることはできずにパトリシオの打撃をもらうことになったが、自身もパンチを打ち返す見せ場もあった。
コメントブースに現れたクレベルは左目に青アザが残る姿で、「ちょっと恥ずかしい。なんで負けた」と悔しさをにじませながら何度も呟いた。そして「初めてRIZINで負けて。日本の勝利を信じていたので」と、自身の負けと同様にチームとしてのRIZIN全敗もショックのようだ。
だが気持ちを切り替えていくと、「恥ずかしいは違うな。チームRIZINは負けましたが、みんな素晴らしい試合をしたと思います。一本、KO負けもありませんでしたし、武田、スーチョルは勝ったと思いました。サトシも1Rは追い込まれましたが、その他のラウンドで良い試合をしたと思います。これで終わりではなく、チームRIZINは帰ってきます」と前向きなコメントを口にした。
一方のパトリシオは試合後に「クレベル選手のレコードを見たら、多くの一本勝ちをしていることが分かりました。次は互いのタイトルをかけて再戦しましょう」とクレベルにメッセージを送った。これを聞いたクレベルは「とてもいい提案です。今回の試合は、パトリシオとの自分を信じる差が出たと思います。次はもっと自分を信じて彼に近づきたいと思います」と再戦は望むところだという。
2023年は、1月はゆっくり休みたいと言うクレベルに平本蓮が対戦に名乗りを挙げていることについては、「彼は、まだ2勝くらいしかしていない。K-1をやっていたからというのは通じない。牛久絢太郎、朝倉未来とやってから自分とやるべきだ」と、もう少し経験が必要だと条件をつけた。
クレベルの次戦は未定だが引き続き世界との戦いになるのか、それとも王者として挑戦を受けるのか気になるところだ。
▶次ページは、【フォト】クレベルがパンチでパトリシオを追い込む!
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