石井慧がボクシング引退を表明「もうこれで最後にします」次の舞台は果たして
1月6日(金)エディオンアリーナ大阪にてプロボクシング興行『3150FIGHT vol.4』が開催され、第2試合のヘビー級(90.7kg以上)4回戦では柔道北京五輪金メダリストの石井慧(リングネームはサトシ・イシイ=ミツキ)がハン・チャンス(韓国)と迫力のある打ち合いを演じるも判定1(石井)-0で引き分け、試合後の会見で石井はボクシング引退を表明した。
【フォト】石井が計量で112kgのバキバキマッスルボディ!、本日の激闘も
石井は21年にはK-1に電撃参戦し3戦3勝。昨年6月には、クロアチアのMMAイベント『FNC6』で40秒でTKO勝利したが、昨年からプロボクシングに参戦し今回が2戦目もKOは出せなかった。MMAとボクシングは使う筋肉が違うとも語っていた石井。これまでの格闘技の経験が存分に生かし切れなかったのか。石井は試合後の会見では「煮え切らない試合になってしまった。やはりボクシングは難しい。もうこれで最後にします。ボクシングは」と語り会場を後にした。次の舞台はクロアチアに戻りMMAか、国内ではMMAでHEAT王者になっているが、今後はRIZIN参戦もあるのか。果たして…。
試合は101.5kgのチャンスに112.5kgの石井、身長は183cmと石井より2cm高いチャンスが1Rの序盤からパワフルなフックの連打で仕掛ける。一発当たればダメージ必至だろう。石井はしっかりガードしながら、サウスポーからオーバーハンドの左をヒットさせるなど見せ場を作った。
2R以降、チャンスは大振りの思いっきりのいいパワーパンチを振っていくが石井は見切る。3Rには相手をコーナーに詰めボディの連打から左フックをヒットさせるなど、ペースを握り始めるも、チャンスは最終ラウンドでさらに手数を増やし反撃。互いに一進一退だが、石井は、頭をつけた低い体制からボディ、フックを続けて試合終了。ジャッジは一者が39-37で石井、二者が38-38で引き分けとなった。クリーンヒットは石井、手数はチャンスという印象だった。この結果で石井のプロボクシング戦績は2戦1勝1分となった。
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