重岡とのバッティングで負傷訴えたバラダレス「病院検査は問題なし」両者リマッチに意欲(一夜明け会見)
7日、亀田興毅がプロデュースするボクシングイベント『3150FIGHT』の一夜明け会見が行われ、昨日6日の[IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦]で同級5位の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が試合を優位に進めながら王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)がバッティングでのダメージを猛アピールし、3Rでノーデシジョン(判定なし)となったことについて言及された。
【フォト】このバッティングの瞬間、バラダレスは半泣きアピール
会見には亀田興毅ファウンダー、試合を統括するIBFのスーパーバイザー、ベンジャミン・ケイルティ氏、バラダレス陣営のアレハンドロ・ブリトー氏、ワタナベジムの渡辺均会長が出席した。
IBFケイルティ氏は「昨日の試合はダニエル・バラダレス(メキシコ)が3回途中で負傷。その後、本部にレポートとビデオを送り、リマッチのリクエストを出した。今後会議にかけて、リマッチをするか協議する。1週間以内には決定する予定」と説明した。
ワタナベジムの渡辺均会長は、「(重岡)銀次朗と先ほど電話をして、再戦ができるなら是非やらせてほしいと。また世界戦に対してまた向き合いたいという意思でした」とリマッチに意欲を示した。
一方、自身の頭から突っ込み、重岡の左のアゴに直撃するも、自身から負傷を訴えたバラダレス。現在の状況を同陣営のブリトー氏はまず、「バラダレスは病院でMRI検査を受け、結果は問題がなかった」と報告。試合ができなくなった理由については「『左耳が聞こえなくなった、その後非常にめまいがする』と、彼は訴えていた。現状も回復に向かっているが症状は続いている」と説明。リマッチについては「銀次朗選手とまた戦いたい」とバラダレス本人の意志を伝えた。
亀田ファウンダーは「銀次朗もバラダレスも互いにリマッチの意志がある。3150FIGHTとして東京初開催となる代々木第二体育館で4月16日に行われる『3150FIGHT Vol.5』でリマッチの舞台を用意します」と約束。さらに「ボクシングも、ビデオ判定をやっていかないといけない。目で見て判定するのは限界がある。銀次朗の悔しい思いがあると思うが、これを機にビデオ判定をどうすべきか考えて次に繋げていきたい」と、涙を浮かべながら語った。
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